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戦国異伝
第百四十四話 久政の顔その四
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こうして進んでおる」
 その通りだというのだ。
「確かにな、ではじゃ」
「館の一番奥まで行って」
「そしてじゃ」
 そうしてだというのだ。
「お会いしようぞ」
「それでは」
 こう話してそのうえでだった、信長は信行と共に館を進んでいった。そして遂に。
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