力の欠点
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んの後ろ姿が写っていたし、ルフィさんも元気にしているようだから喜ぶべきよね??
ルフィさんやウソップさん達は自分の大きな夢へと向かって少しずつだけど進んで行っている。
実際手配書にルフィさんが貼られたんだもの!
私もウソップさん達に負けてられないわ。
ウソップさん達がもし怪我をして帰って来た時にどんな怪我でも治してあげられる医者になるの??
ドサッ
うん?何かしら?
私は音の方へと歩みを進めた。
そして、私はそこで目にしたものに驚いた。
「…妖精?」
ふと私は口から意識することなく声が漏れた。
妖精ではないのは分かっていたのに…。
そこで目にしたのは、
木に眠るかのように瞳を閉じて凭れかかっている男の人だった。
でもただの男の人ではないの。
「…綺麗。」
私は彼を美しい絵画を見ている気分になった。
妖精とはかけ離れたような肉体を持つ美青年に森の木々たちの隙間からさす陽光が照らされて幻想的に見えたの。
私は1分ほどその幻想的な光景にボーッと見惚れていたのだけれど、森の中で眠っているということがおかしなことだと気が付き、青年の元に近付き、膝を付いて青年の脈を測る。
脈に異常はないのだけれど、顔色も悪いし、身体が異常に冷たい。
屋敷に運ばないと??
でも私1人じゃ運べないし…どうしよう。
そうだわ??あの子達を呼べばいいじゃない!
私は森に彼を1人置いて行くのに抵抗を感じたけれど、少しだけだと自分に言い聞かせ、村に走り始めた。
そのあと無事に彼を屋敷に運び寝かせることができた。
でも彼って見ない顔ね…。
それにどうして森で倒れていたのか聞く必要があるわ!
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