暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
魔法先生ネギま!
0446話
[5/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ないけど」

 納得したように頷くレモンだが、別に魔法があるから科学が発展しなかった訳じゃないんだがな。……まぁ、まだ数時間しかあの世界に滞在してないというのならそういう認識でもしょうがないか。

「そもそも幾ら雪広財閥と那波重工が大きくても、自分達だけで火星を開発します、何て言っても普通は笑われるだけだと思うけどね」

 美砂の言葉にあやかと千鶴が頷く。

「そうですわね。テラフォーミングをするにしたらどこかもっと大きい枠組みが必要だと思いますわ」
「その辺はこの世界に詳しい奴に任せるしかないが。今の条件で両親……というよりも財閥とか会社を実際に運営している者達を説得出来そうか?」
「確実に、とは言えませんが私の方は多分大丈夫かと。両親ともに機を見るに敏ですので、これ程の機会を見逃す事はないと思います。ただ、私はあくまでも雪広財閥の三女であり、決定権がある訳でもありませんので……出来れば一度関係者を集めて話を通した方がいいと思いますわ」
「そうね、私も那波重工の一人娘とは言っても所詮は中学生。話を持ちかけるくらいは出来るでしょうけど、あやかの言ってる通りに関係者を集めて説明するというのには賛成よ」

 関係者、ねぇ。魔法使い側からは近右衛門、ネギ、フェイト。表の世界からは雪広財閥、那波重工関係者。そしてシャドウミラーからは……

「レモン、うちから折衝を出すとしたら誰がいいと思う? まさか量産型Wを出す訳にも行かないだろうし……」
「それはそれで面白そうな事になりそうな気がするけどね」

 顔を機械で出来たヘルメットで覆われた量産型Wが折衝役になったとしたら向こうが混乱するだろうに。

「選択肢は1つしかないでしょ。私やマリューはアクセルの新機体の開発で忙しいし……あぁ、アクセル。後で新機体に関して意見を頂戴。コーネリアは折衝とかには向いてないだろうし。エキドナは今現在でも色々と動いて貰ってるからこれ以上はちょっと無理。ムウはシャドウミラーの実働部隊の隊長として外す訳にもいかないし、かと言ってイザークはコーネリア同様折衝や交渉には向いてないでしょうしね。レイは現在遺伝子の治療中で培養ポットの中だからもう暫くは目が覚めない。となると残ってるのはエザリアくらいでしょ」
「……だな。じゃあ明日にでもエザリアに話を通しておいてくれ。にしても部隊特性上仕方ないとは言っても、殆どが戦闘要員に技術者ってのはなぁ。もう少し文官の類はいた方がいいんだろうが……」
「ま、その辺は後で考えましょ。それよりもそろそろ遅くなってきたし、4人とも帰った方が良くないかしら」

 確かに時計を見ると、既に時刻はPM11時を過ぎている。ゲートを設置した以上は麻帆良との時間は無いので、幾ら女子寮に門限がないとは言っても明日からは2学期が始まるの
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ