魔法先生ネギま!
0446話
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……あぁ、だからか」
俺の話を聞いていたコーネリアが納得がいったとでもいうように頷く。
「コーネリア?」
「レモン、それにマリュー。思い出せ。その4人が私達と初めて会った時にどこか納得した表情をしていたのを覚えてないか? その原因がその記憶を追体験出来るという魔法なのだろう。違うか?」
そんなコーネリアの言葉に、あやか達4人全員が頷く。
「ええ。コーネリアさんの仰る通り、私達はアクセル君の記憶を追体験した事によって貴方達の存在を知っていました」
「……それでもアクセルに関する気持ちは変わらなかったと?」
「そうですわね。それこそ、もうレモンさん、コーネリアさん、マリューさんがいると知っても私の……」
そこまで言い、チラリと千鶴、円、美砂の3人へと視線を向けるあやか。
「いえ、私達のアクセル君への想いはその程度で諦められる程に軽いものではなくなっていましたから。……それに」
「それに?」
話の続きを促すコーネリアに、頬を赤く染めながら言葉を続けるあやか。
「その、いわゆるハーレム状態なら私達が入る事も出来るかもしれないという打算もありましたしね」
「はいはい、その話は終わったでしょう。あやか達4人は18歳になっても、まだアクセルを想い続けているのなら私達の仲間に引き入れるって。話がずれてるわよ。それでアクセル、ストライクダガーをあやかと千鶴の2人の会社に譲渡するって事でいいの?」
自分達に準ずる存在と認識したのか、あやか、千鶴と2人を呼び捨てにしているレモンの言葉に頷く。
「ああ。俺達にしてみれば問題にもならない程度の機体だが、あやか達の世界でなら十分に他の企業や国よりも技術的なアドバンテージを取る事が出来るだろう。……ただし、一応やり過ぎも良くないから武器の類は全部外しての譲渡を考えているけどな。頭部のバルカンは外しようがないからそのままにするが。それに残っているストライクダガーに関しても、量産型Wに使わせてテラフォーミングの作業にメギロート共々採用するつもりだ。……何しろ数だけは余ってるしな」
「うーん……武器無しの機体だけなら私は構わないと思うわ。どうせ私達が持っていたとしても試作兵器の的くらいにしか使いようがないんだし。でも、メギロートをテラフォーミング用に使うのはちょっと危険じゃない? ストライクダガーに比べるとシャドウミラーの主力なだけに鹵獲とかされる可能性を考えると……」
悩ましげに悩むレモンだったが、そこで円が口を開く。
「レモンさん、でも実際にメギロートがテラフォーミングをするのは火星なんですから鹵獲とかを考える必要はあまり無いと思いますよ?」
「そう言えばこの世界は魔法の為か科学力があまり発展してないのよね。それなら確かに心配はいらないかもしれ
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