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もしもこんなチート能力を手に入れたら・・・多分後悔するんじゃね?
12番目のサイコドライバー
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怨念が中核を成したみたいだが・・・ちっ、先手を取られた!もう町に手を出してるなんてね・・・!」
「防衛プログラムは原作で大きな役割を果たし、沢山の因果を抱えた存在だったようです」
「それと原作の歪みが塊となって現実世界に復讐・・・って筋書き?」
「・・・難しいな。おそらく連中にも思考や行動が”あるはずだった未来”と切れない関係なんだろう」

並行しながら得た情報では悪ケンリッターはシグナムとヴィータのみが戦闘を行っている。相手は原作と同じなのはで、ついでにクロエ少年も巻き込まれている(?)ようだ。闇の書の意思は一直線に原作で戦ったなのはの所に向かっており、偽フェイトはジュエルシードを得るという目的のために苗女史をご所望のようだ。それぞれがあった筈の未来という”くびき”に惹かれて原作に近い行動を取ろうとしている。
悪プレシアはまったく原作通りなのか9つのジュエルシードであるハザードへの扉を開こうとしているようだ。

「悪フェイトからジュエルシードを受け取れば全部で29個になるはずだけど、それはならないのね。流石にそれをやられるとこっちもきついわ」
「たぶん、悪プレシアも悪フェイトもそれぞれ独立した行動をとってるんでしょう。互いに最重要目的の”くびき”から逸脱した行動がとれない、若しくはそういった思考が無いのかもしれません」

逆に悪マテリアル連中は戦う理由がないせいか目立ったアクションは起こさず、悪リインフォース・ツヴァイもそれっぽい行動をとった後は大人しくしている。彼女たちの”くびき”が最終的に味方というポジションに辿り着くが故か・・・

「ではフェイトの残滓はどうして?」
「母親に尽くせなかった無念を晴らす、かな。多分高町なのはに負けて母親に裏切られたときに消滅した母親への愛だろう・・・それとも、オリジナルがこの世界に存在することも原因かもね」
「・・・・・・」
「・・・プレシア?」

唐突に黙り込んだプレシアに不審がって声をかけるが、返事は返ってこない。
あぁー・・・残滓とはいえフェイトであることに変わりはないしねぇ。それ関連だろうね。きっと原作でプレシアがフェイトに真実を明かした時、原作フェイトは哲学的な意味で一度死んだのだろう。あれはそう言った類のものかもしれない。

「皆急いで!さっさと倒して海鳴市に行かないと!」
「ゴメンねぇ、どうしてもあの町で出来たお友達が心配みたいでさ・・・鋼鉄粉砕!ブラストナッコォ!!」

また一体、ひときわ大きな傀儡兵が魔力を纏わせた拳によって吹き飛ばされた。
既にこの一家はリンカーコアに魔力素ではなく気合とか勇気とかを取り込んで力に変えつつある。さり気なくアルフが一番化けており、リュウセイ病の進行も止まっていない。遅すぎたんだ・・・

わんさか傀儡兵が湧いて出る中全
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