第六話
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えた。いや違う・・・?
これは・・・・・・・・・・・・・・殺気?
「――――――――った」
「あん?」
「い――ん――ていった」
「は、図星か。とことん雑魚だな」
か、体が・・・震えて・・・
どういうことなの・・・・?
俯くアーシア、いやヤト
これは、あの子・・・の?
「いま、なんていったって聞いてんだよ!!!」
次の瞬間だった、本当に次の瞬間
ライザーの体が消えた
「は・・・・・?」
「な、何が起こって・・・」
私たちが戸惑っているとヤトが叫ぶ
「親子ごっこだと・・・?
貴様ごときに何が分かるっ!
お父様の気持ちも・・・・・私の、私たちの感謝も・・・・・
知らない貴様に、何が!!」
まさか、あの子が? ライザーは? まさか・・・
でもあの子は一歩も動いていない筈・・・
「これだから、これだから悪魔は!」
その時、彼女の目が私とイッセーに向く
こ、怖い。あの子が。怖い
怖い、怖い、怖い、助けて
「殺してやる、全員、一人残らず・・・」
せ、せめてイッセーだけでも・・・そう思ったときだった
「やりすぎだ、ヤト。少し落ち着け」
この声は・・・・・朧?
・・・リアスサイドアウト・・・
「お・・・とう、さま」
「そうだ、お前の父だ」
「なんで・・・ここに・・・」
「お前、あれを使おうとしただろう?」
ヤトの体が、あからさまに反応する
「あの、ご、ごめんなさい」
涙目になって謝ってくる
まぁ、かわいいだけなのだが
主にアーシアが
「別に怒っているわけではない」
「で、でも・・・」
まだぐずるヤトを優しく抱き寄せる
「すまなかった、私のせいだ」
「お父様・・・ひっぐ、ごめんなさい。えっぐ、ごめんなさい―――」
泣きながら何度も謝る、ヤト
こうして、ゲームは幕を閉じた
そして今回のレーディングゲームは私たちに大きな爪跡を残した
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