第六話
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うな
事実、あの『おまもり』に封じられてしまったわけだしな
「その神様は強いのかい?」
「サーゼクス、毘沙門にあったことはあるか?」
頷くサーゼクス、その顔は緊張した面持ちだ
それは仕方がないといえるだろう
毘沙門は大体サーゼクスと同じレベルの強さだからな
・・・真名開放をしない状態でな
真名開放とはその名の通り
自らの名を解放し、神格をより強固にするというものだ
これをするには人々の途絶えない信仰が必要となるんだが
説明はあとで、だ
「大体あいつ位の強さだ
思いのほかアーシアとの相性が良くてな
今出せる力は七割くらいかな」
唖然。それがもっともな表現だ
「日本の神は強いぞ、上級悪魔なんぞ
まさしく雑魚そのものだ」
ということで、頼んだぞ。ヤト
・・・ヤトサイド・・・
はいはい、分かりましたよ父上
「ぐかぁ! お、お前は何なんだ一体!?」
「だから、夜刀神だっていってるでしょうに
私神様。アイアムゴッド。
わかった? 理解できた?」
これだから焼き鳥頭は
私は焼き鳥の胴体を横に蹴り払う
吹き飛ばされ、フェンスに激突する焼き鳥
本当に雑魚だな
「神様・・・」
主の主が漏らした言葉に律儀に返す
私ホントに良い子だな
「そうです、神様。日本の。
行方市に祀られてる神様」
そういって胸を張る
・・・ちっちゃいな、仕方ないか
そして焼き鳥復活
「ふん! 神だろうと何だろうと、フェニックスの敵ではない!」
「はぁ、無理ですよ。あなたごときには私を倒すことなど不可能です
私は父上、朧の加護を受けているから体力切れなどもありませんし」
意外と役に立つんですよね、体力が無限って
「朧・・・そうか! あそこにいたあの黒髪の女か!
あんな雑魚の加護など、大した事ないんだろうが!
部屋の隅でぢぢこまりやがって!
親子ごっこしてんじゃねえよ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?
今なんと言った?
・・・ヤトサイドアウト・・・
『―――親子ごっこしてんじゃねえよ!』
「あ・・・」
「はは、いわれてるよ?」
「い、いや。私はいいんだが・・・・・サーゼクス」
「うん?」
あいつ。地雷ふんだぞ
「グレイフィアに伝えておけ――――――最悪あいつ死ぬぞ」
「は?」
・・・リアスサイド・・・
ライザーが叫んだ瞬間だった
世界が凍
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