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ソードアート・オンライン『明星の勇者』
捨てられた少女
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かったが敏捷性に差があるためになんなく遠ざかっていく。


そして俺は索敵を逐一で確認しながら進んでいると索敵に動きがあった。



カイン(プレイヤーの点滅が1つまさか!3人死んだ!?)


俺は額に嫌な汗を流し索敵をみるとリトルネペントの群れは着実に最後の一人に近づいていた。


カイン「くそ!このプレイヤーだけでも!」


そしてリトルネペントがとプレイヤーのいる地点に到着した俺が見たのは予想通りリトルネペントの群れに囲まれ…俺より年下の女の子は何故か抵抗力がなく死のうとしていた。


カイン「はあぁぁっ!」


俺はその場で跳躍し女の子の元まで飛んでアニールブレイドで横切りを放ちリトルネペントを2体同時に倒した。


カイン「大丈夫…!?」


俺は女の子の方をみるとその瞳は絶望しているのか光が灯っておらず直ぐにでも自殺しても可笑しくない…いやしようとしていたのだろう…


カイン(いや!今は!このリトルネペントをどうにか!)


俺は近づいてくるネペントを一撃で倒していくも包囲されているから全方向を警戒しながら戦うことに悪戦苦闘だった。


女の子「…う…し…」


戦っている最中女の子が何か小さな声で何か言っていた。


女の子「どうして私なんか…助けるんですか…」


女の子は本当に今にも消えそうな声で俺に話しかけてきたが俺にはそれがまるで生きる意味がなくなったと思う他なかった。


女の子「私なんか…気にしないでください」

消えたい…俺にはそう聞こえてしまった。


カイン「死ぬんじゃない!生きるのを諦めるな!」


俺はネベントを一気に3体倒し女の子の方を振り向いて叫ぶ。


カイン「でりゃあぁぁぁっ!」


ヨシユキ「カイ〜ン!」


そこにヨシユキ、ココ、ワタル、レイピア使いのマユキさんにユリアン、ムラマサ、フルブライト、アイリスがやって来る。


ムラマサ「助太刀いたす!でりゃあぁぁぁっ!」


ムラマサはソードスキル《リッパー》を放ちリトルネペントを一撃ど沈める。


アイリス「君!大丈夫!?」


カイン「アイリス!その子を連れて本隊と合流してくれ!俺達も直ぐに向かう」


ヨシユキ「ココ!お前も着いていってくれ!」


アイリス「了解」


ココ「うん、わかったヨシユキ」


アイリスとココは生存者の女の子を連れてギルドメンバーの所に走っていき俺達は一ヶ所に固まってたくさんいるリトルネペントを見渡す。


カイン「後、10体ぐらいか…さっさとかたをつけるぞ!」


そういって2分も満たずにリトルネペントが全滅したのは言うまでもない。

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