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BIOHAZARD Operation MID-CHILDA
第2話 事件後
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ヴィータside

病室のベッドの上で、アタシはずっと自分の右腕を見ていた。
思い出すねは、つい最近の事

回想

「なのはああああああああ!!」

立ち上がって なのはの元に行こうとした
けど

「動くな」

「ぐっ!
チクショー!!」

踏みつけられ頭に銃口を向けられる
でも、そんなの関係ねぇー
アタシが…アタシがなのはを助けるんだ!!

すぐそこにあるアイゼンに必死で手を伸ばす

(あとちょっと…あとちょっとなんだ)

あと少しで届くという時だった
伸ばしていた右腕が ありえない方向に曲がり
ヴィータの絶叫がこだまする

「てってんめえええええ!!」

激痛に耐えつつ襲撃者を睨みつける
襲撃者がヴィータの右腕を折ったのだ。

「…了解」

撤退命令が出たのか撤退しようとする襲撃者

「待てよ…待てって…言ってんだよ!!」

左手でアイゼンを持ち黒い戦闘服の集団に突っ込む

「何っ!?ぐあっ!!」

「うわあああ!!」

手近な2人を殴り飛ばし一直線に目標に向かう
目標は赤いレンズと青いレンズのガスマスクの2人

「……」

「マスターここは私が」

「ぶっとべえええええええ!!」

アイゼンを振りかぶった瞬間

「がっはっ…」

腹部に強烈な一撃を受け、崩れ落ちる

「チ‥クショウ」

「自分の弱さを呪え」

「負傷者を回収しろ
撤退するぞ」

回想終了

そして、あいつらは暗闇に消えた。

(あいつら絶対に許さねぇー
特に青いレンズと赤いレンズの2人
今度会ったら…必ず!!)

そう決意した時
病室のドアがノックされた

「…どうぞ」

「ヴィータ入るよ」

入ってきたのは はやてとシグナム・フェイトだった

「ヴィータ…つらいと思うけど
事件の事…聞かせて?」

ヴィータside out

はやてside

「黒い戦闘服の男達…」

「未確認なんかじゃねー
あいつらが…あいつらがなのはを」

「ヴィータは上層部に、この事を報告している
報告には私が立ち会っていたからな」

こうした事態が起きた場合
生存者の報告には必ず立ち会い人が付く
後々発生するであろう問題を防ぐ為だ

(本来なら親類縁者は避ける筈
でもヴィータの報告にはシグナムが立ち会った
まるで、隠蔽しとるってゆうてるみたいに)

「フェイトちゃん」

「何?はやて?」

「私が前から第10管理世界にある
アンブレラの研究所に立ち入り検査を申請しとるのは知っとるよね?」

「うん…前から中々許可が出ないって
…まさか!」

やっぱりフェイトちゃんは感が鋭いなぁ
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