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俺屍からネギま
これが戦争か??
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た連合の兵を救出して行った事で連合の兵隊達からも多くの信頼を得て若年でありながらも一目を置かれる存在となるのである。






「何とか帰って来れましたね……陣くん、最前線での事を聞きました本当に有難う。お陰で隊の死者は居ませんでした。」

「何言ってるんですか千里さん…当然の事ですよ。……所で皆は?」

「今は緊張が緩んだせいか多くが寝て居ます、今は寝かせておきましょう…本部にはこれから報告しに行きます。陣くんもゆっくりと休んで下さい。」

「そうですか…分かりました。千里さんも無理はしないで下さいね、千里さんが倒れたら俺が千草に怒られちゃいますから(笑)」
千里は陣の言葉に笑みを浮かべつつ頷くと背を向けて本部に向かって歩き出した。




陣は千里が雑踏に紛れるまで見届けると自身も休憩しようと歩き出したその時…

「おい、紅き翼が帰って来たぞ!今回も大戦果だったそうだ、凄いな!」

「ホントかよ!紅き翼のお陰でこっち迄被害が来なかったのか〜サウザンドマスター様様だぜ!でその紅き翼はどこ行ったんだ?」

「ああ何でも此れから本部に報告しに行くそうだ。終わったら酒場でメシを喰うらしいし、一緒に行こうぜ!」

周囲の雑談の中、聞こえた紅き翼と言う単語を聞いた後……陣の目から光は消えた








紅き翼のナギとアルビレオは本部への報告を終え、報奨金を貰うち意気揚々と引き上げていた。

「ハハハッハーー!いやぁ今日もいっぱい帝国兵を倒したぜぇ、やっぱりサウザンドマスターは最強って事だな、なあ詠春、アル……って詠春は何処言ったんだ?」

「全く…先ほど故郷の知り合いが居たから、探して来ると言って離れたでしょう。やっぱり話を聞いてなかったんですね、やれやれ…。」

「そうだっけ?まあいいや…よしっ報奨金も貰ったし、メシでも食おうぜ!」

周囲の喧騒を聞きながら二人は空腹を満たそうと酒場を目指して歩いて行くと、ナギよりも少し年少の少年が声をかけてきた。



「なぁ、アンタ紅き翼のナギ・スプリングフィールドだろ?……先の戦線で広域殲滅魔法を最前線でぶっ放した。」
少年の言葉に何だ俺の英雄譚を聞きに来たファンか?と思い、口を開く。
アルビレオは少年の表情に怪訝しながらも二人の話しを一、二歩下がった所で見ていた。

「何だ坊主、俺の話しを聞きにきたのか?そうだ、俺が敵と味方が蠢く最前線に千の雷をぶっ放して戦局を変えた…」

「戦局を変えた?だと…戦局は常に優勢だったと聞いたが、あんた味方にも被害が出る様な魔法何で出したんだよ…。」
此れから話が面白くなると言う所で話しを遮られたナギは憮然とした表情で答えた。

「何でって…面白いからだよっっガハッ!…」

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