4話:久しぶりの我が家!なんだけど…
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「もうすっかり夜だな。」
ソロside end
ソールside
サンチョ遅いなーー
1時間半くらい経ったのにまだ帰ってない。
さすがに心配になってきたな…
まぁ、だいじょぶっしょ
ごろーんとベットのうえで回り床に降りて本棚を見る。
字はもう読めるし一冊くらい読みたいんだもん。
前世の世界と文字違うから苦労したんだぞw
あと俺、結構本好きなんだ♪
「どれどれ」
どうせならビックな本を読んでやろう!
俺は、一番重くて厚い本を取り出して読み始めた。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「王様、美味しいですか?」
「うん!」
王と呼ばれた男の子は美味しそうに林檎をほおばり、大臣らしきおじさんの質問に笑顔で答える。
「レック王、お時間です。」
「わかったよサンドラ。ちょっと待っててね。」
王は、林檎をたいらげると、冠を被り大臣たちと一緒に下に降りて行った。」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「そぉーる!朝よ」
「はっ!王様!…?ビ…ビアン…カ……!」
「久しぶりソール、大きくなったわね。まだ私の方が大きいけど…{…カッコよくなったわね}」
「えっ?」
「なっ…何でもない!か…っかみ!梳かしてあげるわね。」
「えっ?う…うん」
クシを渡そうとしたら、強引に手から盗られ、寝起きの絡まった髪を力ずくで梳かされてます。
痛い痛い。へるぷみー…
「ビアンカ痛い!」
「あ…ごめん」
ビアンカは、後ろからちょこんと顔をだし謝った。
かわいい…
決めた!将来は、ビアンカと結婚するからね!!!
でも、1つ問題がある。
それは……
「ソール、朝飯…今日はいつもより髪が整ってるな。ビアンカがやったのか?」
そう。兄ちゃん。
くそっ、無駄に爽やかでイケメンなんだよ!!
余ったのくれよ!!
「あ!そう、私がやったの。…ソール、朝からお邪魔してごめんなさい。宿に泊ってるから遊びに来てくれるとうれしいなぁ」
と言ってチラッと兄ちゃんを見た。
「ああ、後でいくよ」
「ビアンカ―、帰るわよー」
1階からビアンカのお母さんのエマさんが呼んだ
「はーい、じゃあね」
ビアンカは顔を真っ赤にしながら階段を下りて行った。
「さぁ、俺達も朝飯ー♪」
色々ムカつく奴だ。
それから、サンチョの愛情たっぷりの朝飯を食べ、
父さんとサンチョのダブル御説教をくらった。
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