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FAIRY TAIL~神々殺しの魔導師~
1話
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ナツが喜ぶのも無理はない。攻撃を1度も当てたことがないのだから(笑)

「パーティクルメイク双剣(ダブルソード)!」

俺は圧縮した粒子で剣を二つ作り、決着を付けにナツめがけて突っ走る。

「火竜の翼撃!」

ナツも対抗してくるが、水の属性の粒子を放出して、炎を消す。そして

「クロス斬り!」

X字で双剣を振りかざし、ナツを切り刻む寸前で止めた。

「俺の勝ちだな、ナツ」

ナツは納得がいかないようで「次は負けねぇよ!」と言った

「はっはっは、そうだな〜(棒)」

「ナツぅ、この間負けた時もそういってなかった〜ププッ」

羽を広げ飛んできたのは青色の猫ハッピーだ

「うるせぇぞハッピー!」

「まあ、俺に攻撃を当てられたんだ、次も掠り傷くらいやられるかもな」

「ほら見ろハッピー!ロストもこう言ってるじゃないか」

「侮辱されてるのにも気づけないなんてww」

馬鹿だな…

「お〜いロスト!最後に挨拶やらなんやらしたらどうじゃ?」

「そうだな…そうさせてもらうよマスター」

というわけで、別れの言葉を述べさせてもらおう

「フェアリーテイルのみんな!今までありがとう。フェアリーテイルはとても楽しかったよ…とても…

とても…………………ごめん…やっぱさみしいよ…みんなと会えなくなるのは…」

必死に涙をこらえる俺に力強い声が掛かる

「情けねぇぞロスト!」

顔をあげるとナツが俺に向かって叫んでいた

「最後じゃねぇだろ!いつでも戻ってこい!いつでも会いに来い!俺たちは家族だろ!」

気づくと、みんなが優しいまなざしで俺を見ている。ぬぐいきれない涙があふれ出てきた

「………そうだな…また会おう!!」

『おぉぉぉぉぉぉぉ!!!!』

そうして俺はギルドを出た

家族の仇…神を殺すために

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