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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第37話 バルト、イーグレイ家へ
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拶をした。

「ジェイルは自室にいるので呼んできますね、セッテ、皆さんをリビングに連れていってあげなさい」
「はい」

礼儀正しく返事を返すセッテに満足したウーノさんは笑顔でスカさんの元へ向かった。

「それじゃあ行きましょうか」
「ああ………」
「有栖家のみんなはもう知っていると思うけど、こっちです」

そしてセッテの案内のもと俺達は移動を始めた………










「なんじゃこりゃ………」
「驚いてる驚いてる………」
「まあ初めて来たものはそうだろう。『こんな家に犯罪者が!?』って」
「私達はもう付き合いも長いので慣れましたけどね」
「アタシはちょっとな………」

星、ライ、夜美がそう言う中、アギトだけは渋い顔をしていた。
リビングに入るとやはり再び驚くバルトさん。
広いリビングに一般家庭で良く見かける家具。どれも信じられな光景ばかりだからだろう。

「いらっしゃい」
「久し振りね有栖家のみんな」
「クアットロ!!」
「優理!!」

感動の再会のごとく、抱き合うクアットロと優理。

「元気そうね」
「クアットロも」
「久し振り」
「ディエチも元気そうだな」
「まあね」

クアットロとディエチ、この2人も今はミッドに居ることが多く、スカさんの家にはたまに帰るようになっていた。
今日居るのも恐らく調整で居たからだろう。

「久し振りだな」
「「「フェリア!!!」」」

そしてもう1人、管理局の制服姿のフェリアが居た。

「久し振りフェリア!!元気にしてた?」
「ああ、元気にしてた。みんなは?」
「相変わらず平和だ。有栖家もな」
「フェリアも変わらず安心しました」
「………2cm伸びたんだが………」
「えっ!?あっ!!済みません!!」

2cm………全然分からなかった………

「零治も元気そうだな」
「まあね。桐谷には会ったか?」
「ああ、口をあんぐり開けて驚いていたぞ」

そうか。実際にその場で見られなかったのが残念だ。

「いらっしゃい有栖家諸君。そして始めましてバルト・ベルバイン。私がジェイル・イーグレイだよ」

そんな再会をしている中、頭をかきむしりながらスカさんがやって来た。
その姿はいつもの白衣は着ておらず、白のワイシャツにジーパンと実に科学者っぽくない姿で現れた。
むしろ白のワイシャツのお陰か、前の暗いイメージが無く、若々しく見える。

「………」
「あれ?どうしたのかい………?」
「い、いや、やはり予想外過ぎていまいち頭が付いていってないみたいだ………」
「まあ慣れるまでのんびりとしてれば良いよ。先ずは飲み物だね。ウーノ頼むよ」
「はい」












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