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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第37話 バルト、イーグレイ家へ
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いたいんだが………」
「バルトさんはコーヒー党だったんですね、分かりました直ぐに準備しますね」

そう言って立ち上がった星はテキパキと動き出した。

「主婦の鏡だな………」
「本当に星には助けられてます」
「なのはも元は同じなんだからもう少しまともになれば良いんだがな………」
「手厳しいのだな」
「これでも大分マシになったからな。最初の頃はそれはもう………」

と言ってなのはの事を語りだすバルトさん。
ほぼ愚痴だが、それでもなのはの事を大事に思っていることが良く分かる内容だった。

「ああっ〜お刺身がちょっとだけになってる!!」
「ライさんが長いから!!」
「セッテだって中々諦めなかったじゃん!!」

そんなバルトさんの話を聞いている内にライとセッテがテーブルへ帰ってきた。
やはり決着はつかなかったのか、いまいち納得していない顔をしていた。

「大丈夫です、これはあなた達のですから。喧嘩せずに分けて食べてください」
「だって。じゃあ僕はこっち側を………」
「ライさん、明らかにライさんの方が多いよね?」
「気のせいだよ、気のせい」

少しの間互いに笑顔で見つめ合う2人。
しかし直ぐにガンつけあっていた。

「全く、何て顔して睨み合ってんだよ………」
「互いにひどい顔だな………」
「2人共!今日はこれからスカさんの家にお邪魔するんですからさっさと食べてください!!食べないならもう片付けますけど………?」
「「た、食べます、食べます!!」」

流石に星の言葉は聞くみたいで息のあった返事で黙々と食事を始めた。

「全く………」
「手伝うよ」
「ありがとうございますレイ」

取り敢えず俺は片付けを手伝うことにした………












さて、片付けとライ2人の食事が終わったのが21時。

「着いた」

そして自宅にある転移装置でスカさん家の近くまで移動し、徒歩約20分。

「ここが………?」
「はい、ジェイル・スカリエッティ改め、ジェイル・イーグレイ博士の家です」

バルトさんは驚きに戸惑っている様だった。
まあその気持ちも分からないでも無い。
今もなお要注意人物としてA級次元犯罪者と定められている人物が、こんな人里離れた所の少し広いどこにでもあるような家に住んでいるとは誰もが思わないだろう。
まあ、家は地下があったりと色々改造されているのだが………

「さあ、入りますよ」
「あ、ああ………」

バルトさんは戸惑いつつ中へと入っていった。

「いらっしゃい皆さん。バルト・ベルバインさんもようこそ。私はウーノ・イーグレイと言います」
「あ、ああ。よろしく頼む………」

バルトさんはキョロキョロと周りを見ながら挨
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