TURN102 革命その十一
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にその崇拝を語った、攻撃を防がれ続けながら。
「如何に神であろうと許せん!」
「そうだ、それに共有主義ではもう神は必要ない!」
「崇拝する対象がいないからだ!」
「これからは共有主義だけを信じて生きる!」
「それこそが理想だ!」
「この世に絶対のものはない」
柴神は彼等の言葉を再び否定した。
「何があってもな」
「共有主義は絶対だ!」
「この世で唯一の絶対のものだ!」
「カテーリンが言うことだからか。それこそがだ」
カテーリンの言葉を盲信する、それ自体がだと指摘する。
そのことを告げてそれからだった。
柴神は反撃に出た、一気に蹴りや拳を繰り出して記者達を倒した。そのうえで気を失った彼等を見下ろしながら言うのだった。
「矛盾も何もない社会なぞ存在いない、絶対にな」
そのことを誰よりも知っているからこその言葉だった、その言葉を今この場で言ったのである。
戦いはまだ続く、ソビエトの仕掛ける戦いは枢軸諸国を苦しめ続けるのだった。
TURN102 完
2013・4・12
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