TURN102 革命その八
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「射撃には自信がある」
「そうか、それではだ」
「後はあたしね」
「俺も行かせてもらうよ」
諜報部出身のハニートラップとキャヌホークも名乗り出る。
「これでも身体柔らかいし拳法の達人だから」
「マーシャルアーツなら誰にも負けないよ」
「よし、じゃあ僕もだ」
「僕も行くあるよ」
二人の祖国であるアメリカと中国も名乗り出て来た。
「大変な戦いになりそうだけれどな」
「やらせてもらうある」
「それと陸軍の精鋭ですね」
山下が再びここで柴神に話す。
「ソビエトの工作部隊がどれだけいるかわかりませんが」
「そうだな、彼等にも来てもらう」
柴神も山下の言葉を入れて頷く。
「それにだ」
「それにとは」
「明石大佐、いるだろうか」
「ここに」
瞬時にだった、柴神の後ろに明石が出て来て答えて来た。
「迂闊でした、まさかソビエトがああしてくるとは」
「その話はいい、ソビエトが凄過ぎた」
だから不問に付すというのだ、これはハルや他の女官達についてもである。
「それよりもだ」
「はい、それでは」
「君にも来てもらう」
明石には自ら誘う。
「ゾルゲ大佐に対抗出来るのは君だけだ」
「それでは」
「うむ、頼むぞ」
「わかりました」
こう話してそうしてだった。
都に潜入し帝と星を奪還する部隊が集められた。そして彼等はすぐに惑星に入ることになった。
その時都では柴神達の予想通りの事態になっていた。
各地で工作員達とシンパの者達が蜂起していた、それに加えて。
「イーーーーーーーーッ!!」
「な、何だこの連中は!?」
「ソビエトの工作員か!?違う!」
「シンパでもないぞ!」
全身暗い色のタイツで怪しい覆面までしている、正体は不明だ。
だが常人以上の身体能力で暴れ回る、そしてその中心には。
灰色の短い髪に白い羽根が頭から生えて狐のそれに似た耳を持っている少女がいた、顔立ちは幼いが鼻は程よい高さで口も小さめである。顎の形もいい、目は赤紫の可愛い感じだ。
服は白と紅の巫女のものだ、その少女が率先して陸軍近衛兵の将兵達と戦っていた。
「この娘は一体」
「何者だ?」
「かなり強いぞ」
「明らかに普通の人間ではないが」
「何なのだ」
「さあ、皆早いうちにやっちゃおう」
その少女がタイツの者達に話す。
「それじゃあね」
「イーーーーーーッ!!」
「くっ、強い!」
「このままでは都が!」
都を守る近衛兵達も苦戦していた、都全体が瞬く間に制圧されようとしていた。
しかしこのタイミングでだった、柴神達がj都に来たのだった。
丁度彼等の前でソビエト軍の一味と思われている謎の一団が近衛兵達と戦っていた、ハニートラップはその中で巫女服の少女を見て言った。
「あれ何?ソ
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