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アマガミという現実を楽しもう!
第4話:紳士達の華麗なる談義
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ロールされ過ぎないことをここで学ぶんだ!今!ここで!いつか自分達が社会で自分を持って戦う日に備えて!自分の思いを守るんだ!大人に勝つんだ、勝て!勝て!!」


「ファッキュー・・・ぶち殺すぞ」という焼き土下座を成し遂げた利○川さんみたいなことを言ってるな、俺。まぁ、一回人生で社会人として独り立ちした時まで体験しているから感じたことかな。


橘も梅原も、口をあんぐり開けたまま俺を見ている。
ボクシングで言うと足にキテる、最後の一撃だ。



「お前達を勝たせてやる。どうだ、俺たちと一緒に新世界へ来ないか?」



静寂。俺のシミュレートのルートが失敗していたか?
表情や空気の読み間違いをしていたのか?正直、ここで失敗すると俺の中学生活は最悪なものとなる。
失敗したら、他県の私立か国立中学の過去問をやって、他県に高飛びするかな・・・。


二人の様子を見る。梅原と橘の肩や足が震えている。どうなんだ、恐がらせて結果県外逃亡か、はたまた残留か!
梅原の口が開く。その時、俺・遠野拓に戦慄が走るッ・・・!!!





















「た・・・大将、いや!御師匠様!俺、梅原正吉、どこまでも御師匠様に着いて行きます!」
「ぼ・・・僕も着いていきます!感動しました!」






テクニカルノックアウト。俺の勝ちだった。
何はともあれ、残留できそうだ。良かった。響や知子、そして七咲や徹ら有害図書委員会の奴らのいる今の生活はそれなりに気に入ってるし、良かった良かった。



「そうか、おめでとう。君達もこれで俺・遠野拓12歳が率いる「有害図書委員会」の立派な一員だ。」


「ありがとうございます、お師匠様!」
「遠野先輩!よろしくお願いします!」



そうかそうか、はっはっはっは!!!安心したからか、何かハイテンションになっちまったぜ!頑張って「くれたまえ諸君!銀河を掛ける「有害図書委員会」の面々には、ホワイトホール!白い明日が待ってるぜ!!なんてな!まだ放送されてないけどな!はっはっはっは!!!」



「有害図書委員会・・・?たっくん・・・何をしていたのかな?」


ん?決まってるじゃねえか!たくさんのお宝に触れることで、一歩大人の階段を上る組織のことだよ!!はっはっはっは!!・・・ん?どうした?ソウルメイト・梅原にソウルメイト・橘。そんなキョドった行動をして。」


「へぇ、お宝・・・ねぇ。たっくん、最近付き合いが悪くなったのはそういうエッチなことをしていたからなんだ。ふーん。」


え・・・こ、の、こ、え、は、
俺は後ろを振り向く。
















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