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とある蛇の世界録
第三話
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 続けるのか、それはそれでどうかと思うが

 「朧さん・・・」

 アーシアが心配そうにこちらを見つめてくる

 「大丈夫だよアーシア、怖かったか?」

 ぶんぶんと首を振るアーシア

 「あの、私のために・・・?」

 「当たり前だ、奴は私の大事な友人を殺すといったのだぞ
  許すわけがないだろう」

 「あ、ありがとうございます」

 そう言って微笑むアーシア

 「お礼何ていらない、これは君のためというよりも
  私の勝手なエゴのようなものだ」 
 
 「そんな事無いです、私は嬉しかったですよ」

 「そうか、すまないな」

 「いえ」

 笑いあう私たち

 (どうしましょう部長、お花畑というより百合畑ですよ。あれ)

 (無意識であれとは、恐ろしいわね。あの二人)

 だから聞こえているぞ、リアス、イッセー

 すると、変態が再生を始めたか炎を上げて燃え出した

 「うぅ、ここは・・・はっ! 俺は何を」

 どうやら記憶がないらしい

 「あなた、急に倒れたのよ」

 普通に嘘をつくな、リアス

 「そ、そうなのか・・・? ま、まぁいい話の続きをしよう、リアス」

 そこはちゃんと覚えているのか、さすがは変態

 「その件に関してなのですが、リアスお嬢様」

 と、話を切り出すグレイフィア

 「どうしたの? グレイフィア」

 「両家はこうなる事を予想しておいででした
  ですのでこの話の決着をレーディングゲームでつけるというのはどうでしょう?」

 「なっ!?」

 ほう、そう来たかサーゼクス

 「なるほど、それはいい。俺は受けるぞリアス」

 「お父様は、私をなんだと思っているの・・・」

 「どうされますか、お嬢様?」

 受けるだろうな、リアスならば

 「・・・えぇ、うけるわ。ライザーあなたを消し飛ばしてあげる!」

 「承知しました、両名よろしいですね?」

 うなずく変態とリアス、それを確認しお辞儀をするグレイフィア

 「ところでリアス、君の眷属はこれだけか?」

 「だとしたら何なの?」

 「ふふ、そうか。それなら話にならないんじゃないのか?
  こいつらが俺のかわいい眷属たちだ」

 変態が指をパチンと鳴らすと、魔法陣から十五人の悪魔が現れた
 ・・・全員女か、本当にクズだなこの変態

 「それじゃあ、女王の『雷の巫女』ぐらいしか通用しないんじゃないのか?」

 ・・・全員雑魚だな、何でそこまで誇らしげなんだ

 「お、おいリアス。何でその下僕こっち見て泣いてるんだ?」

 イッセー・・・・・・

 「そのこ、ハーレムが夢なのよ」

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