第6話
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なら」
バシュン!
部長がそう言った直後、部長の放った黒い塊がバイザーを消し飛ばした。
あれがバアルの消滅の魔力か・・・
「さあ、終わったし、帰りま・・・!」
「え?」
突如、巨大な生物がオカ研メンバーを強襲した。
「これで終わりと思っていたのか?」
「S級はぐれ悪魔・・・バインね。どうしてここに・・・」
「あの雑魚を倒して油断した貴様等を殺すためだよ・・・」
ズドン!
さっきのバイザーとは比較にならないほど強いな・・・
・・・やるか
「部長さん、俺にやらせてください。どうせ非公式なやつですし」
「・・・わかったわ。でも、まずくなったら加勢するわ」
「構いませんよ・・・出番だ、セイクリッドギア・・・フォルム・ミー!」
カッ!
閃光の後に現れたのは・・・
「ハーイ!ブエノス・タルデス!」
紫の巨大な斧と魔女の被っていそうな帽子を被った黒斗だった・・・
「なんだ!貴様は!」
「さっきの黒髪だよバーカ」
「貴様・・・貴様から殺してやる!」
「・・・そうかい・・・じゃあ」
【コルデーロ(さあ、子羊よ・・・踊りなさい)】
ブゥン
すると、背後に巨大な魔力の塊が複数浮かんできた。
「な、なんだというのだ!」
「・・・くたばれ」
ズガガガガガガガガ!!!
大量の大質量の魔力の塊がはぐれ悪魔に直撃していく。
「がああああああああああああ!!!」
「終わりだ」
ザシュッ
その音を境に、はぐれ悪魔の声は聞こえなくなった。
かわりに、その場には首のないはぐれ悪魔が佇んでいた。
そのはぐれ悪魔が消え、改めて帰ることになった。
「黒斗、あれはどういうこと?」
「俺の神器の能力です」
「あなた、以前堕天使を相手にしたときは緑の銃を使ってたじゃない!」
「ああ、あれは能力のひとつです。俺の神器は複数の姿に切り替われるので。その姿によって能力も武器も違いますし」
「そ、そうだったの・・・」
「ってわけで流石に眠いんで帰りまーす・・・おつかれっしたー」
自宅
ガチャッ
「ただいまー」
「あ、マスターおかえり。今日は遅かったね・・・それに、血の匂いがする」
「ああ、はぐれ悪魔とやらを狩ったからな」
「そうだったの・・・まあ、洗っておくわ」
「サンキュ。そういえば、ニャオはもう寝たのか?」
「そりゃまだ子供だからね・・・夜中の3時にもなれば寝てるわよ」
「それもそうか」
数日後
俺は、いつもどおり部室でのんびりと過ごしていた。
やることと言えば、小猫とお菓子を食いながらのんびりゲームをしたりしてるがな。
「そういえば、黒斗先輩」
「ん?どうした小猫」
「先輩の神器の姿ってどれくらいある
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