暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos2魔術師と守護騎士は秘かに語り合う〜Truth and Lie〜
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の間に・・・。
「和食やけど、みんな喜んでくれるかなぁ?」
「はやての作る料理は絶品だから、和食だろうと洋食だろうときっと喜んでくれるさ。異世界人の俺でも美味しいって思うんだから」
「ありがとうな、ルシル君♪」
「我らは食に関しては選り好みしませぬゆえ。そう気を遣わずともよろしいかと」
「いやいや。ウチに来てから初めての食事やもん。家主として美味しいもん食べさせてあげたいんよ。もちろんこれからずっと美味しいもんを一緒に食べることになるけどな♪」
主はやての笑顔が偶然にもこちらへと向けられた。そして「あ、シグナム、シャマル♪」我らに気付かれたよう。この温かな雰囲気のおかげだろうか。久しく口にする事の無かった「おはようございます、主はやて」挨拶がスラスラと出て来た。私に続き「おはようございます、はやてちゃん」シャマルも笑顔で挨拶をする。
「おはよう♪ 朝ごはん、ちょお待っとってな」
笑顔。たったそれだけ。それだけで私の心は決まった。いや、元より決まっていた。主はやて。新たに我らの主となられた彼女の笑顔を護るために私は、我らは、生きて往こう。
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