暁 〜小説投稿サイト〜
Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
A's編
第八十一話 最後の戦い
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、ではお願いします」
「ああ」
士郎とリンディの通信は切られる。
かわされた言葉は少ない。
だがリンディの心配に士郎は静かに感謝していた。
「暴走臨界点まであと十分」
エイミィからの言葉にクロノを中心に皆が集まる。
「実に個人の能力頼りでギャンブル性の高いプランだが、まあやってみる価値はある」
クロノの言葉を皮切りにプランが改めて話される。
「暴走プログラムのバリアは物理と魔力の複合四層式。
まずはそれを破る」
「バリアを抜いたら本体に向けて、私達の一斉砲撃でコアを露出」
「そしたら、コアを補足して士郎君の一撃で消滅」
はやて、フェイト、なのはの言葉に全員が頷く。
それを見ながらクロノはプライベート回線で通信を開いていた。
「提督見えますか?」
「ああ、良く見えるよ」
その相手は管理局の本局で拘束されているグレアム提督。
今回の闇の書の結末を見せるためにクロノが気を利かせた映像がグレアム提督の目の前に映し出されていた。
「闇の書は呪われた魔導書でした。
その呪いはいくつもの人生を喰らい、それに関わった多くの人の人生を狂わせてきました。
アレのおかげで僕も母さんも、他の多くの被害者遺族もこんなはずじゃない人生を進まなければならなくなった。
それはきっと貴方もリーゼ達も、無くしてしまった過去は変える事は出来ない。
だから今を戦って未来を変えます」
その手に授けられたデュランダルを握り、クロノは静かに戦いへの覚悟を改めて胸にしていた。
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