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Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
A's編
第八十一話 最後の戦い
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いるのか?」
「わかっていないが、問題があるか?」
俺の質問に若干首を傾げる面々。
あるに決まっているだろう。
「止めるといっても暴走の仕方によっては方針を変える必要があるだろう。
停止させるにしても衝撃を与えたら悪化するなら、攻撃は論外だ」
機能停止させるとはいえ全て同じやり方が通用するはずがない。
仮に爆弾のようなモノならば、攻撃した時点で爆発する可能性もあるんだから。
「その心配はいらない」
俺の心配を否定する声と共にはやての横に小さなリインフォースが現れる。
半分透けているところをみると対話用に姿を映しているだけだろう。
「暴走は周辺の物質を侵食し、防衛プログラムの一部にしていくものだ。
臨界点に達さなければこの星一つぐらいは呑み込む可能性があるが、外部衝撃によって暴走が加速したりする心配はない」
リインフォースの情報なら安心だな。
なのはとフェイトは暴走の規模を改めて知り、驚いている。
まあ、単純に暴走と言っていたからイメージが出来ていなかったためだろう。
「一応、三つプランを用意している。
一つ、極めて強力な氷結魔法で停止させる。
二つ、軌道上に待機している艦船アースラの魔導砲、アルカンシェルで消滅させる。
三つ」
待て。
クロノ、なんで俺に視線を向ける。
「……魔術師、衛宮士郎の魔術により消滅させる。
これ以外に他に良い手はないか?
闇の書の主とその守護騎士の皆に問いたい」
そういう事か。
まあ、確かにジュエルシード事件のエクスカリバーの一撃を見ればそう考えるか。
「えっと……最初のはたぶん難しいと思います。
主のない防衛プログラムは魔力の塊みたいなものですから」
「凍結させてもコアがある限り、再生機能は止まらん」
シャマルとシグナムの言葉で却下だな。
プランその一、氷結はダメ。
そもそもこのプランどこから出てきたんだ?
それにクロノがプラン説明の時に持っていたS2Uとは違うカード。
「クロノ、その提案って」
「ああ、提督とリーゼ達のプランだ。
この氷結の杖、デュランダルも渡されたモノだ」
そういえば闇の書を完成させ、はやてごと氷結し封印するとグレアム提督が言っていた覚えがある。
まあ、その方法をとったら失敗だったんだが。
ついでに聞いておくか。
クロノに近づき
「ちなみに今は?」
「本局で拘束されている。
映像は見ているはずだ」
「俺との問題もある。
後で話はさせてもらうぞ」
「……了解した」
小声で言葉をかわす。
しかし、クロノの奴、俺をグレアム提督達に会わせたくないらしい。
まあ、敵対したから当
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