第十三話
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つけば、もう他の人も一人もいませんね。
「ごめんね、アテちゃん。あの子、人見知りがすごくって・・・」
「聞いてましたから、大丈夫です。それに、武双達いわく、すぐに心を開いてくれるそうですし」
「ええ。たぶん、明日にはもう大丈夫だと思うわ」
一日で良いとは、本当にすぐですね・・・・
「じゃあ、行きましょうか。皆も待ってるみたいだし」
そう言って、御崎姉さんは私の手をとって歩き始め、たどり着いた扉を開けて私を押し込み、
「「「「「「「いらっしゃい、私達の(俺達の)新しい家族、神代アテ!」」」」」」」
そう言って皆が私を迎えてくれました。
「じゃあ、まずは自己紹介。林姉からよろしく」
武双がそう、依林姉さんに言って、自己紹介が始まります。
「じゃあ、長女の依林!特技は物を盗むこと。これからよろしくね、アーちゃん!」
「なら、順番的に私ね。次女の御崎。特技は剣術。いうなれば騎士ね。これからよろしく、アテちゃん!」
「じゃあ私か。三女のリズ。特技は魔術とか、術式を物に書き込む、書き換えること。よろしく、アテ」
「じゃあ、もう知ってるだろうけど。長男の武双。特技は槍術と、我流の二槍流。それに、今はカンピオーネにもなってる。その関係で結構助けられたけど、これからもよろしく、アテ」
「長いよソウ兄!チャオ!私は五女の立夏!魔女才と天啓が得意!よろしく、アー姉!」
「じゃあ次は私ね。初めまして。私は六女の氷柱。巫女才と、天啓が得意よ。これからよろしくね、アテ姉様」
「はいはーい!七女のビアンカ!全般的にそこそこにできるのと、運が良いです!これからよろしく、アテお姉ちゃん!」
「あ、えっと・・・八女の桜です。その・・・人を呪ったりとか、そんな感じの術が得意です・・・」
と、みんなの名前と才能を交えた自己紹介をしてくれました。
桜ちゃんは見た目からも話し方からも特技が結びつかないんですが・・・だって、ちょっとおどおどしてて、髪は薄い色の茶髪がふわふわ。
まあ、気にしちゃ駄目なんでしょうね。
「じゃあ、次はアテの番な。こんな感じの自己紹介を頼む」
「あ、はい。私は、一昨日くらいから四女になった、アテです。特技はないですけど、まつろわぬ女神です。これから、よろしくお願いします」
私がそう言って頭を下げると、皆は「こちらこそ、よろしく!」という意味合いのことを言ってくれました。
そろそろ本当に泣きそう・・・といいますか、既に少し涙が出てきてるんですよね・・・見つからないうちに拭いておきましょう。
「じゃあ自己紹介も済んだことだし、皆でゲームでもするか!全員席付けー!」
武双の号令で、全員が席に着きます。
武双が仕切っているのは、こういったことの仕切りは誘
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