St2.訪問
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初
レビで見た事のあるアラガミがいた。
確か……オウガテイルだったか?
「あれを倒せばいいのか?」
「そうだよ。その右手でなら攻撃できるはずだからね。」
俺は半身半疑で地面を蹴って、すれ違いざまにオウガテイルの体に右手の指を刺した。
そして、そのまま体を真っ二つに引き裂いた。
「これは……!!」
「ど……どうだ?サカキさん。」
「すごい!!通常のゴッドイーターの約十倍以上のスペックだ!!…これを報告すればヨハンも多分極東支部に配置してくれるだろう。」
「………ヨハン?」
「この極東支部の支部長さ。ほら、さっき話していた人だよ。」
あぁ、あの金髪の白ローブ着た人か。
「それじゃ、私の部屋に戻ろう。」
「は…はい。」
俺は、サカキさんについていき、部屋に戻った。
明日は……どうなるんだろうか。
このまま極東支部に配置されなかった場合は帰るしかないが……居住区では化け物扱いされるだろうしな。
とりあえず配置されるよう祈るしかないか。
ヒビキ side out
side???
「痛たた……どこよここは。」
「うーん…何が起きたんだぜ。」
私が目を覚ますと、そこは見慣れない場所だった。
辺りにはボロボロだが巨大な建物が立ち並び、目の前には白い変わった姿の妖怪がいる。
「ガアアアアッ!!!」
「魔理沙、何かしらこいつ。」
「分からないけど敵っぽいぜ。」
「そうよね。…夢想封印!!」
私は、スペカを発動して白い妖怪に七色の玉を放つ。
それに当たった妖怪は吹き飛んで建物に激突した。
「魔理沙!!」
「分かってるぜ!!マスタースパーク!!」
倒れて起き上がろうとしている妖怪に、魔理沙がマスパで追い打ちをかける。
これに当たった妖怪は倒れて、もう動かなかった。
「それにしてもここはどこかしら…」
「分からないんだぜ。まず、どうしてこうなったんだぜ…」
「多分最近起こっている神隠しよ。とりあえず周りを確認して……ってあれ!?」
「どうしたんだぜ霊夢。」
「…………飛べない。」
「えええええ!!?」
これは参った。
飛べないとなると、活動の幅がかなり狭くなる。
まさか、この世界では飛べないのだろうか。
「でも魔力は使えるぜ?」
「霊力もよ……どうなってるのかしら。」
「とにかく、誰か見つけてここがどこなのか聞くしかないぜ。」
「そうね……誰か来たわ。」
「タイミング良すぎなんだぜ。」
私達が見ると、向こうから見慣れない服装をした男が走って来た。
その手には、変わった形の剣が持たれている。
「おーい!大丈夫かー!?」
「いや、大丈夫だぜ。お前は誰なんだぜ?」
「俺は大森タツミ。極東支部
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ