第一物語・後半-日来独立編-
第五十六章 解放《1》
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ンは、消え行く左手を差し伸べ。
「だからお前も来い。どうせ死ぬんだったら世界を渡った後でもいいだろう。まだお前が見てない世界があるんだ、今ここでお前を終わらせるなよ」
差し伸べられた左手は、ただそのままだった。
真っ直ぐに奏鳴の瞳を見詰めたセーランの瞳に動揺し、視線を外して奏鳴は背中を向けてしまった。
握る手は無く、沈黙が流れた。
そのまましばらくは、二人は口を閉ざしていた。
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