新たな仲間とソードスキルチェーン
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スを加え俺達はトレーズ坑道に入っていった。
10:46
トレーズ坑道
カイン「今だ!スイッチ!」
俺はアニールブレイドでストーンゴーレムを仰け反らせ…すると後ろに待機していた6人のギルドメンバーが一気に前線に出てきてソードスキルの集中攻撃を浴びせストーンゴーレムを倒す。
既にトレーズ坑道に入って90分は過ぎだが未だに出口には辿り着けず出てくるのはストーンゴーレムだけ…
カイン「かなり奥まで進んでるからもうすぐ出れるはずだ、みんな!頑張ろう!」
俺はギルドメンバーを奮起させトレーズ坑道の奥へと進み続ける。
そうしてストーンゴーレムとエンカウントを何回かしていると奥の方から光が見えたのがわかった。
ムラマサ「皆のもの!みろ!出口はもうすぐぞ!」
ギルドメンバーは漸く出口だということに喜ぶが油断してはいけない。
カイン「みんな!出口が見えたからって浮き足立つのは駄目だ!警戒しながら行くぞ!」
そう言うと浮き足立っていたギルドメンバーは浮き足を止めて警戒しながら歩いていくが…出口目の前でMobが現れる。
だがその姿はストーンゴーレムの色違いで鋼鉄の銀色…俺はその姿を見てすぐにわかった。
カイン「気を付けろ!そいつはレアモンスターのアイアンゴーレムだ!」
俺はレアモンスターだというとギルドメンバー達に緊張が走り全員武器を構える。
カイン「とにかくそいつは固い!スイッチで交代しながら叩いていくぞ!」
そういって一組が前線でアイアンゴーレムと戦い仰け反らせると別の組に交代しソードスキルを浴びさせるが…
シリカ「そんな!全然減ってません!」
アイアンゴーレムのHPは6人のソードスキルを食らったのに関わらず4割どころか1割も減っていない。
ユリアン「団長のいうとおり固すぎるだろ!」
ムラマサ「ならば!親方様!」
カイン「みんな!取り乱すな!アイアンゴーレムは固いと前言っていたから此所はスイッチで連携して着実に減らしていくぞ!」
そういってアイアンゴーレムとの戦いはこちらはあまりダメージは食らわないもあまりの固さから長期戦に持ち込み既に40分も経過しアイアンゴーレムのHPは漸く折り返しの半分を切った。
ユリアン「はぁ…はぁ…はぁ…くそ!まだ半分か!」
ムラマサ「このままでは私達の武器の耐久値が持たん!」
そうここで武器をなくせばかなり不味いのは明白…故にどうすればいいかと頭で考えているとアイアンゴーレムは腕を振り回し攻撃してくる。
カイン「くっ!」
シリカ「っ!きゃあ!」
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