第三十話 宇宙忍者の珍道中
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
局・陸士部隊本部
「ずず〜」
陸士部隊の偉い人であるゲンヤ・ナカジマさんが窓際の席で暢気にお茶を啜っている。
その姿は正に平穏だが・・・
「ぶ!」
物凄い轟音と共にボルトが現れ窓を開けると気絶しているユウの顔を出すボルト。
「ユウ?」
ゲンヤが窓を開けるとボルトが・・・
『ハ〜イオカマのおじちゃん♪元気してる〜外行かないの〜?かっこいいお兄さんいるよ〜』
そう言って去って行ってしまったボルト。
陸士部隊本部からボルトが出ると先程の時空犯罪者が再び追いかけるのだが・・・
更に陸士部隊から次々と発進される陸士部隊の車両の数々。
「絶対に逃がすな!ユウの奴捻り潰してやる!!」
ユウに言われたと勘違いしているゲンヤが怒りながら部隊に指令を送る。
一方管理局の敷地内を逃げ回るボルトの中では・・・
「ねぇ・・・良いのこれ・・・」
『大丈夫よ〜』
アルトに飄々と言って忍法でユウを起こすボルト。
「ん?あれ?俺は一体?」
「ユウ・・・知らぬが仏だよ・・・」
ユウの事を心配するアルト。
すると陸士部隊が時空犯罪者の車を包囲し始めたではないか。
時空犯罪者を面倒臭い手続きなしで協力要請に施行し一網打尽にすることに成功したユウ達。
『いえい!作戦通り』
「嘘つくんじゃねえ!どう見ても行き当たりばったりじゃねえか!」
ボルトのハンドル握りながらユウが叫ぶと後は陸士部隊に任せることにして機動六課へと還って行くのであった。
数々の問題ごとを巻き起こしながら・・・
ダグベースにてミツキと通信しているはやて。
『まぁ・・・数々のもめ事を巻き起こしてくれちゃって・・・』
ハイウェイで手裏剣使ったりして諸々の後始末に追われて少々頭に筋が浮かび上がっているミツキさん。
ユウがどういう運命で終わったかは不明であるのだが・・・
「ま!まぁええやん!事件は解決したことやし」
「その後にいろいろと問題起こされてもね・・・」
ロストロギアの確保は完了したのだが・・・問題ごとを残していくのも八神組であるらしい。
この後影の守護者はやてが各所に謝りまくって過労を起こしたらしい。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ