第三十話 宇宙忍者の珍道中
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その時であるのだが・・・
「どうすんの?」
『んじゃ行きましょ・・・正面から』
「え?ロストロギア下さいって言うの?無理だよぉ・・・」
アルトが提案を聞くのだがボルトの話を聞くとその提案を却下するが・・・
「いや・・・そのアイディア意外にいいかもしんないぜ?」
「また・・・手間省くつもりでしょ」
ユウが同意するがアルトはユウの性格を呼んで追求する。
そんなこんなでユウがボルトから降りると両手を上げて取引現場に向かって叫んだ。
「お〜い!何してんの〜?」
ユウの姿を見た時空犯罪者たちはデバイスを構えるとユウに向かって放ち始めた。
それはもう目の前のロストロギアの事を視野に入れずに・・・
ユウがわざとらしく慌てて魔法を避けると・・・
背後からボルトが回り込むとカーブしながら助手席のドアを開きアルトが身体を乗り出してすり抜け様にロストロギアを回収した。
思わぬ事に驚いた時空犯罪者たちはボルトに向かって魔法を放つが片輪走行して避けると今度は運転席を開けるとユウを回収し現場から離れようとするがロストロギアを奪取するべく車に乗り込み追いかけ始めた。
ハイウェイに乗り上げボルトが急加速すると時空犯罪者が追跡しデバイスを放った。
ボルトが魔法を避けながら走行するとユウに言った。
『ユウ!運転代われ!』
「は!?」
行き成りバトンタッチされたユウがボルトのハンドルを握る。
するとボンネットがウィーンと開いた。
『ユウ!スピンだ!』
「あいよ〜」
ユウがボルトをスピンさせ時空犯罪者の車を正面に捕えるとボンネットから自身の武器である手裏剣・スラッシュリッパーが発射された。
手裏剣なのでインパクトがあったのかパニックを起こしたのかタイヤに直撃されパンクさせると再び順路に戻しスピードを上げた。
「すげぇ・・・流石宇宙のエネルギー生命体・・・物凄い車だぜ」
人格ありとはいえ勇者ロボを運転しているユウとしてはスペックに驚くものがあるようだが・・・
わらわらと出てくる時空犯罪者の車。
「どうしよう〜減らないよ〜」
『んじゃ〜陸士部隊に応援頼めば〜』
「だからウチの部隊長が問題起こしたから無理なの!」
『んじゃ〜協力するように仕向ければいいんだよ〜』
ボルトの言葉にユウが嫌な予感がするとボルトの忍法で眠らされてしまった。
「ちょっと!ボルト!ユウ眠らせてどうすんの!?運転は!」
『あのね・・・・これ俺の身体よ?』
再び運転がボルトに代わるとある場所へ向けて発進した。
先程の奇襲により頭に血が上ったのか追いかけている方々はその場所のことなど毛頭考えていなかった。
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