2話:子供の敵は朝。大人の敵も朝!たぶん…
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ソールside
【船室】
「おいソール、朝だぞ。起きろ。」
「ふわあああ。ソール…かっこいい…の、に。ぐーー」
「ナルシスト起きろ」
「(ガバ)俺は断じてナルシじゃない!」
俺はちいさい頃の夢を見てただけだ!!!ナルシじゃないもんね。
「てゆうか、なに?眠いんだけど。よく起れるよね。朝は子供の敵なのに…」
「12になれば仲良くなれるさ。いいから起きろ。」
「ええー。お父さんそんなもんなの?」
「まあ、嫌いではないな。さあ、早く行ってきなさい。」
「はあ、はーい。」
俺は顔を洗い、服を着替えて髪を結い、紫のマントを羽織る。
ふいにレックという名前の双子が夢に出てきたのを思い出した。
「お父さん。俺に双子がいる夢を見たんだ。あと、お城がでてきたんだよ。おもしろいでしょ?」
「そうか。かっこよかったか?」
「赤ちゃんだったから分んなかった。」
「(チッ)そうか。まあ、早くいってこい。」
なんか舌打ちが聞こえたような…
「ま、いいや。レッツゴー!」
「何がいいんだ?」
「いいの!!いくよ。」
「?」
ソールside end
ソロside
【船の上】
朝の海は綺麗だな。
「兄ちゃん来て!付いてきて!!」
「あ…おまえ、そんな暴れると…」
(バタ)「イタッ!!!こけた!」
あーあ。
膝から血出てるし。
「馬鹿。船は揺れる!覚えとけばーか。」
「知ってるわばーか」
「なら走んなばーか」
ソールは自分でホイミを使い、傷を治した。
そして今度はゆっくり歩き出した
俺が魔法を教えてやったからもうバギくらいはできる。
バギを覚えるのに4日かかった。
まだまだだな(フッ)
って「ソールどこいった?!」
ソロside end
ソールside
「おじちゃん!朝ごはんまだ?」
「ごめんよソール君。もう着くから朝飯はいらない、ってパパスさんに言われたからないんだよ。」
そんなの知ってるぞ!
「なんだ…おいしかったのに…おじちゃんのご飯…」
どうだ?
「朝ごはんはないけど、ソール君のためにカップケーキを焼いたからもっていきなさい。」
コックはそう言うとカップケーキを2つくれた。
待ってました!ありがとよコック(52)
「わあ!ありがと!!じゃあね。バイバイ!!」
「おお。さよならまたね。」
さてと、船長のところ行ってくるか。
それにしても
…なんか忘れてる気が…
「ソール!此処にいたのか。海に落ちたのかと思った。まっ、落ちてもいいけど。これから船長のところに行くんだろ?いこうぜ。」
そうだ
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