懐かしい再開〜
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」
「?」
俺はアリエッタ招き寄せ・・・肩車をする。
「わ・・・」
「よし、行くか!」
「うん!」
「仲のいい兄妹みたいねぇ」
「ボクが神託の盾にいた時は暗かったのに・・・」
「ま、暗いよりは明るい方がマシよ」
「そりゃそうね」
「詠ー、リズー、案内してくれよー」
「「はいはい」」
あちこちを案内してもらい、内容を把握する。
「詠達も化物と戦ってるのか?」
「どちらかと言えば本分の軍師をやってるけど。そうね、人手が足りなければボクも出てるわ」
「あたしもね、基本は武器の手入れだけど出るときもあるかな」
「アリエッタも音素で・・・」
「そっか・・・」
「あの中ってどんな感じなの?」
「そりゃ、あっちらこっちらぐちゃぐちゃで・・・」
「・・・アスナやキリトも向こうにいるんでしょ?」
「ああ・・・」
「・・・ねえ、咲」
「ん?」
「明日には・・・また行っちゃうのよね・・・」
「・・・ああ、うん」
「・・・ボク、は・・・」
詠はそこまで言ってから首を振り・・・頬を叩いた。
「・・・何でもないわ」
「詠・・・」
「生憎ボクは忙しいの。ここから離れられない・・・だから、だから・・・」
詠の瞳から・・・涙が溢れた。
「精、々・・・勝手に頑張り・・・なさい・・・」
「・・・久々のツンデレをどうも。・・・まったくツンを出せてないけどな」
「・・・うるさい・・・!」
「・・・詠、ごめんな。お前が俺といたいのは知ってるのに・・・」
「大丈夫・・・でも、必ず帰ってきなさいよ・・・」
「当然。まだ恋も見つけちゃいないんだ。くたばってたまるか・・・!」
「・・・で、何時まであたしは黙ってればいい?」
「あ・・・わ、悪い」
「あたしよりアリエッタに謝った方がいいわよ?」
「う・・・ご、ごめん」
「ううん、平気」
『咲さん・・・大変ッスね・・・』
「はは・・・確かにな」
「?・・・ねえ、今の声・・・」
あ、そっか。リズに説明してないっけ。というわけで説明。アリエッタにも話を聞いてもらう。
「・・・ははは、まさか武器に意思が・・・」
『何時も丁寧に磨いでくれてありがとうッス!』
「あ、うん・・・どういたしまして・・・」
リズが小さく「まさか武器にお礼言われる日が来るなんて・・・」と呟く。
「てかあたし、一回思いっきり削っちゃったような・・・」
『気にしてないから平気ッス・・・』
「あれ、悪いの俺だしな・・・」
そして懐かしい面々と会話をし
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