暁 〜小説投稿サイト〜
真似と開閉と世界旅行
懐かしい再開〜
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「?」

俺はアリエッタ招き寄せ・・・肩車をする。

「わ・・・」

「よし、行くか!」

「うん!」

「仲のいい兄妹みたいねぇ」

「ボクが神託の盾にいた時は暗かったのに・・・」

「ま、暗いよりは明るい方がマシよ」

「そりゃそうね」

「詠ー、リズー、案内してくれよー」

「「はいはい」」




あちこちを案内してもらい、内容を把握する。

「詠達も化物と戦ってるのか?」

「どちらかと言えば本分の軍師をやってるけど。そうね、人手が足りなければボクも出てるわ」

「あたしもね、基本は武器の手入れだけど出るときもあるかな」

「アリエッタも音素で・・・」

「そっか・・・」

「あの中ってどんな感じなの?」

「そりゃ、あっちらこっちらぐちゃぐちゃで・・・」

「・・・アスナやキリトも向こうにいるんでしょ?」

「ああ・・・」



「・・・ねえ、咲」

「ん?」


「明日には・・・また行っちゃうのよね・・・」

「・・・ああ、うん」

「・・・ボク、は・・・」

詠はそこまで言ってから首を振り・・・頬を叩いた。

「・・・何でもないわ」

「詠・・・」

「生憎ボクは忙しいの。ここから離れられない・・・だから、だから・・・」

詠の瞳から・・・涙が溢れた。

「精、々・・・勝手に頑張り・・・なさい・・・」

「・・・久々のツンデレをどうも。・・・まったくツンを出せてないけどな」

「・・・うるさい・・・!」

「・・・詠、ごめんな。お前が俺といたいのは知ってるのに・・・」

「大丈夫・・・でも、必ず帰ってきなさいよ・・・」

「当然。まだ恋も見つけちゃいないんだ。くたばってたまるか・・・!」

「・・・で、何時まであたしは黙ってればいい?」

「あ・・・わ、悪い」

「あたしよりアリエッタに謝った方がいいわよ?」

「う・・・ご、ごめん」

「ううん、平気」


『咲さん・・・大変ッスね・・・』


「はは・・・確かにな」

「?・・・ねえ、今の声・・・」

あ、そっか。リズに説明してないっけ。というわけで説明。アリエッタにも話を聞いてもらう。

「・・・ははは、まさか武器に意思が・・・」

『何時も丁寧に磨いでくれてありがとうッス!』

「あ、うん・・・どういたしまして・・・」

リズが小さく「まさか武器にお礼言われる日が来るなんて・・・」と呟く。

「てかあたし、一回思いっきり削っちゃったような・・・」

『気にしてないから平気ッス・・・』

「あれ、悪いの俺だしな・・・」


そして懐かしい面々と会話をし
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