第十三話 次鋒戦!疾風対ヨルナミ
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あああああああああ!!」
本来の威力を取り戻した影道雷神拳を浴びたヨルナミはスタジアムの天井を貫きリングへと舞い降りた。
「ば・・・馬鹿な・・・これほどの威力とは・・・」
握り拳を作るヨルナミ。
すると疾風の背に巨大な双龍・・・更に雷神が浮かび上がった。
「な!なんだそれは!?」
「私の闘気が最大になった時この龍は浮かび上がる・・・そして私の中の最大のスピリットが燃える時この雷神は浮かび上がる!!これぞ・・・廬山と影道が合わさった拳!!」
小宇宙・そして闘志を最大に高める疾風。
そして
「双龍!雷神覇あああ!!」
拳から放たれた双龍に雷神の力が合わさった拳を放つ疾風。
雷神を纏った双龍がヨルナミの身体を飲み込んだ。
「う!うああああああああああああ!!!」
凄まじい小宇宙と共に消滅するヨルナミ。
その事が勝者を告げた。
「勝者!竜崎疾風!」
レフェリーの宣言と共に安堵する疾風。するとコーナーに戻り呼吸を整えようとするが膝をついてしまった。
「疾風!?」
大河が駆け寄ると疾風は呼吸を荒げながら呟いた。
「はぁ・・・はぁ・・・やはり・・・私の回生覇はまだ未熟だったようです・・・解毒は出来ても・・・ダメージの回復は・・・まだ・・・」
そう・・・先程の回生覇で完全に解毒は完了しポイズンミストの後遺症は消えた。
だがヨルナミから受けたダメージも相当であった為回復には至らなかったのだ。
「く!だが・・・私は」
一人分を補うべく次も戦おうとする疾風。
だが疾風の身体を岩鉄から引っぺがした誓いの旗で包み込んだシグが疾風をリングから降ろした。
「シグ!?」
「次は私の番だ・・・」
小宇宙をたぎらせながら黄金のJr.『巨竜』シグがリングに上がった。
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