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SAOもう一人の聖騎士
追想〜灼熱の斬撃〜
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に倒れた状態で、しかしリーファはさらに強くレコンを抱き締めた。

「馬鹿っ、馬鹿っ、レコンの大馬鹿!あんな無茶して・・・・・・・」

「リーファちゃん・・・・・・・」

レコンの方から手をまわし、背中をさすってやろうとしたが・・・・・・・

「ひゃん!・・・・・・・ってどこ触ってるのよ馬鹿レコン!」

さらにどかっといった。

まわした手が、うっかりリーファの露出している背中に触れてしまったようだ。

リーファは、何故か大変ご立腹の様子で腕を組むと

「ほら、さっさと帰るわよ!あんたには言いたいことがたくさんあるんだから」

「ぼ、僕が何したって言うのさぁ!?どんな文句があるんだよ!?」

思わず言い返す。これはいくらなんでも理不尽ではないか。しかし、言い返すと急にリーファの声が小さくなり、モジモジしだした。

「えっと、それはその・・・・・・・好き、とか・・・・・・・」

「え?リーファちゃん、聞こえないよ」

「だから、好きって言ったの!何か悪いわけ!?」

言ってしまった。遅巻きながら自分の言った事に気付き、リーファの顔がみるみる赤くなる。

「おーい、ここじゃなく、安全圏でいちゃいちゃしろー」

レコンとリーファは、二人同時に真っ赤になった。
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