暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX1st魔法少女と蒼き英雄
第四話「ゼロ/ZERO]
[5/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
。猫!?猫って……あの、すずかちゃんが飼っていた可愛い子猫達の一匹が!?
「ど、どうして猫があんな姿になるんだよ!?」
ユーノは理解できず、モデルXに叫んだ。すると、尋ねられたモデルXも困った顔で、
『……融合体の、欲求対象かな?』
「でもあれは無いと思うよ!?」
『……理解不能……』
と、とりあえず僕たちはモデルXとレイジングハートを掲げ、
「リリカル!マジカル……」
「ロック・オン!」
ロックマンと、魔法少女へ変身を遂げた。
『タケル!今回はライト博士にダッシュ機能が搭載されたフットパーツを取り付けてもらった!地面を強く蹴ればダッシュ移動が可能になる!』
「だ、ダッシュ……?」
いつの間に搭載されたかは知らないが、それを実戦投入するには良い機会だ!
「い、いくぞ!」
相手は強そうだ!素早いし攻撃力も高そうだ。
「ガルルゥ……!」
シャイニングタイガードは案の定、素早く凶暴なうえに攻撃力も高い、強靭なその鋭い爪で僕らに襲いかかってきた。
「え、エックスバスター!」
チャージショットを数発発砲し、距離を詰められないよう遠距離攻撃で決めるしかない。しかし、タイガードは素早い身のこなしで僕となのはの攻撃を軽々とかわし跳びかかってくる。
「うそ!?」
チャージショットと魔法弾の段幕を突破し、タイガードの爪がなのはへ襲いかかる。
「くうっ……!」
そのとき、僕はなのはを抱えて地面を強く蹴った。すると、
「うわっ!?」
一瞬で僕は彼女を抱えてタイガードから数十メートルも離れていた。そうか、これがダッシュ移動か!
「あ、ありがとう、タケル君!」
「大丈夫?なのは!?」
「タケル君は?」
「僕は平気……」
安全を確認し合って上で僕は今一度ダッシュ移動を試みた。
「なのは!僕が奴を引き付けるから、君は相手に隙が出来たところを……!」
「わ、わかった!無茶しないで!?」
僕は今一度地面を強く蹴り、ダッシュ移動でタイガードにタックルをお見舞いした。
「よし……これならいける!」
再びダッシュ移動するも、タイガードも負けじと高速に走り回る。早さと早さがぶつかり合う戦いに持ち込まれた。だが、
「……地面へ着地した瞬間だけ隙が出来る!?」
タイガードは木々へ素早く飛び移ったりできるものの、地上へ降りるとき地面へ着地した瞬間、態勢を整え直すのに1、2秒程の隙が生まれる。なら……!
「タイミングを見計らって……そこだ!?」
高速で渡り合う中、僕はタイガードが地面への着地を狙い、奴の足へバスターを放った。
バスターは足に命中し、移動の自由を失ったタイガードはそのまま地面へ倒れた。
「や、やった!」
「タケル君!」
なのはが駈け寄り、僕の様子を見てホッとした。これで一見落着。僕達は恐る恐る動けなくなったタイガ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ