暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX1st魔法少女と蒼き英雄
第四話「ゼロ/ZERO]
[4/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ギュラー反応!!』
「なのは!すぐ近くだ!」
僕とリュックからモデルXの声が、なのはの肩からユーノの声が聞こえた。
「えぇ?ど、どうしよう……」
自分が変身する正体を友人たちの前で見せるわけにもいかない。するとユーノはなのはの肩から降りて庭の森へと向かい走って行った。
「あ、ユーノ君?皆ごめん、ちょっとユーノ君を探してくるね」
なのはが席をはずし、ユーノの後を追う。
『タケル!僕たちも』
「うん……なのは、僕も行くよ!」
僕となのははテラスを後に外へ飛び出した。
「どうしてこんな時に……!」
楽しい時間をイレギュラーに寄って潰されるのに対し僕は少し苛立ちを覚えた。しかし、イレギュラーハンターとして、暴走が発生したのなら心を切り替えて全力で頑張るまでだ!
『おそらくジュエルシードが何らかに触れてイレギュラー化したんだ!』
「僕もそう思う!なのは、一刻も早く探さないと!」
僕達にモデルXのユーノがそう伝える。
「わかった!」
しかし、変身するにも人気が目立ってしまう。ユーノは辺りを見回し、
「このままでは人目が……結界を作らなきゃ!」
「結界?」
その言葉に僕となのはは首をかしげる。そんな僕らにユーノが速急に説明する。
「最初に会った時と同じ空間!魔法空間が生じている空間と通常空間との時間進行をずらすの……僕が、少しは得意な魔法……!」
ユーノは目を固く瞑り、地面へ魔法陣を出現させた。
「あまり広い空間まではできないけど、この周辺くらいなら……!」
すると、彼の放った魔法が広がり、辺り一面はまるで色を落としたかのように灰色へと染まって、広まった。つまり、この魔法は時間をとめる力なのか?
シュンッ……!
その一瞬、風を切る素早い音が僕らの耳に入った。
「「!?」」
僕らが上を見上げると、そこには木から木へ飛び移る黒い影の姿が見えた。
「あ、あれは!?」
『タケル!イレギュラー反応だ、これは強大だ……!それに、今回は今までのと違いすぎる!?』
「え、どういうことなの!モデルX!?」
ユーノはそのモデルXへ尋ねた。生命体のユーノとは違い、機械生命体のモデルXにはそのイレギュラー対象の詳細な生命反応を認識できる。
『こ、この反応は……れ、レプリロイド!?』
「れ、れぷり?」
知らない言葉に再び首をかしげる僕となのはの前に、
ズシン……
そのレプリロイドが現れた。トラの姿にまるでロボットのような装甲を装着した、それはモデルXのしる機械生命体レプリロイドであった。
『旧イレギュラーの……シャイニングタイガード!?』
「な、なんて凄い……!」
僕が震えていると、モデルXは……
『……一匹の子猫が、イレギュラー化したらしい』
「「「ぎゃふん!?」」」
僕となのはとユーノは、それを聞いてずっこけた
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ