魔法先生ネギま!
0443話
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してから視線を造物主の方へと向ける。
「残るのはお前だけだな」
両手に持っているガン・レイピアとハルバート・ランチャーの銃口を造物主へと向ける俺。そしてそれに反応するかのように造物主は手に持っていた鍵を一振りする。
……なるほど、あれがグレートグランドマスターキー。俺が手に入れるべき物か。
厄介なのは造物主を消滅させるレベルの攻撃を放つと、恐らくグレートグランドマスターキーすらも消滅してしまう可能性があるという事だな。
だが、次の瞬間に起こった事にはさすがに驚いた。造物主がグレートグランドマスターキーを一振りしたかと思うと、次の瞬間にはオスティアで巨大召喚魔にあっさりと倒された筈のヘラス帝国の守護神とも言うべき龍樹が姿を現していたのだ。
「シャギャアアアァァァァアッ!」
テスラ・ドライブを使い、雄叫びを上げる龍樹へと突っ込む。
何しろ今の位置だと足下にはネギ達がいるから迂闊に身動きが出来ないのだ。
「シャギャアアアッ!」
近づいて来たグロウセイヴァーを狙い、勢いよく振り下ろされる右手。その一撃はバーニアを噴射させて懐へと潜り込んで回避し、クロノスの追加ブースターを全開にする。
「アダマン・ハルパー、モードランス!」
グロウセイヴァーでも持つのがやっとという巨大な馬上槍へと姿を変えたアダマン・ハルパーを構え、龍樹へと突撃していく。
「加速!」
そしてさらに追加とばかりに精神コマンドの加速を使い、より速度を上げ……その馬上槍は龍樹の胴体へと巨大な穴を開けて貫通するのだった。
「仕上げだ!」
空中で上下逆さまに成りながら一回転し、クロノスから伸びているランツェ・カノーネの砲門2本を伸ばして発射。その砲口から吐き出されたビームは、龍樹の胴体を貫通した穴へと着弾して上半身と下半身へとその巨大な身体を分断する。
「アダマン・ハルパー、ナインテールモード!」
叫びつつ、9条の鞭と化したアダマン・ハルパーを振り下ろす。
「シャギャアアアアアアッ」
雄叫びを残しながらも、他の完全なる世界の奴等同様に龍樹は姿を消していくのだった。
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