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とある蛇の世界録
第五話
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うと朱乃さんが、前に出て両手に雷を・・
 
 「彼女は全ての駒の特性を備えた最強の女王よ」

 「うふふふふふ」

 すっげー、笑ってるんだけど

 「そして相当のドSなの」

 朱乃さんが一番怖い気がする

 「じゃあ、あなたも何かしてくれるかしら?」

 そう言って、部長は朧の方を向いた

 「別にいいが、お前の出番が無くなるぞ」

 「えぇ、構わないわ。好きにして」

 それを聞くと朧は、バイザーの方へと歩いていった

 ・・・一誠サイドアウト・・・

 ・・・朧サイド・・・

 何かしろとは言われたが
 こんなのに力を使うのは何か考えさせるものがあるな・・・

 「おい」

 『が嗚呼あああぁぁぁぁ』

 「私の目を見ろ」

 『きぃぃぃさああぁぁぁまっ』

 私はそれを確認して振り返る

 「終わったぞ」

 「あなた、何をしたの?」

 「特に何もしていない、ただ石にしただけだ」

 「「「「「は?」」」」」

 「目を合わせて石にしただけだ」

 「め、メデューサ?」

 「まぁ、そうとも言うな」

 唖然としてるな、無理もないが

 「ま、まぁ。今日はここで解散よ」

 なんとも微妙な空気で終わったな

 ・・・朧サイドアウト・・・
  
 
 
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