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FAIRY TAIL 真魂の鼠
序章 出会い
第5話 真実
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シ「はぁーーー。」

話し終えると、以上に喉が渇いた。ウェンディが注いでくれた水をがぶ飲みする。

エ「つまり・・・シンの話を簡単にまとめると、シンは『十二支』の“子”の血を持つ10代目であり、“トップを目指す”という“任務”を果たす為に、他の『十二支』の血を持つ者と戦うために修行の旅の最中にルーシィと出会い、妖精の尻尾(フェアリーテイル)に加入した・・・という事だな。」

シ「あぁ。このブレスレットは、俺が『()』の姿になる能力を抑える為の物なんだ。」

ル「そっかっ!だからあの時私がブレスレットを外そうとした時、私の手を払い除けたのね。」

シ「あの時はホントにゴメンな。」

ル「ううん、私こそ。」

ルーシィも納得してくれたみたいだ。よかったぁ〜。

グ「でもよぉ、他の『十二支』の血を持つ奴はどうやって捜すんだよ?」

グレイの質問に、俺の額を冷や汗が一筋伝い流れ落ちた。

シ「・・・そこまで考えていなかった。」

シャ「あんた、やっぱり『猪突猛進男』ね・・・」

シャルルの毒舌はあえてスルーしておこう。すると、今まで黙って話を聞いていたナツがニヤッと笑った。

ナ「面しれェじゃねぇか・・・」

シ「え・・・?」

ナツの笑顔が不気味に光ったように感じたのは、俺だけだろうか・・・?するとナツは、俺の肩をぐいっと力強く?むと、

ナ「俺も手伝うぜっ!その“任務”ってやつっ!」

シ「えっ?」

ナ「1人より皆で捜した方が早いだろ?他の『十二支』の血を持つ奴等。」

エ「ナツの言うとおりだな。」

グ「クソ炎にしちゃあ良い事言うじゃねぇか。」

ナ「んだとグレイ!」

またナツとグレイの喧嘩が始まった。この二人、『十二支』に例えると(グレイ)(ナツ)そっくりだ。犬猿の仲の2人にはぴったりの例えだ。

エ「喧嘩をするなっ!」

ナ&グ「あいーーーーーっ!」

ハ「おいらの真似しないでよぉ〜!」

(グレイ)(ナツ)の間に入るエルザは・・・(エルザ)だな。

ル「全くもぉ〜。」

ウェ「相変わらずですね。」

それを楽しそうに見ているルーシィとウェンディは・・・(ルーシィ)(ウェンディ)だな。

シャ「相変わらず騒がしいんだから。」

ハ「あい。それがナツとグレイです。」

ハッピーとシャルルは・・・『十二支』ではないけど(ハッピー&シャルル)だ。(←そのまんまだろ)

シ「・・・な、なぁ。」

俺の声に、全員が振り返った。





シ「・・・俺は、ここに、居続けても・・
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