序章 出会い
第5話 真実
[1/8]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
この前行った初クエストで退治した盗賊団は、あの後評議院により全員逮捕された。そんなに重い罪は下されないとは思う。それよりも、怪我の治療を優先した方が良いと思う。俺が生み出した三つの業を目の当たりにしたナツ、ハッピー、ルーシィ、グレイ、エルザ、ウェンディ、シャルルの5人+2匹は、
ナ『おいシン!俺と勝負しろっ!』
ハ『しろーーーっ!』
ル『あんな業よく出来るわねぇ〜。』
グ『前にも言ったけど、お前本当に人間か?』
というような質問や勝負の申し出を毎日のように言われている。グレイの質問には「人間でもあり、鼠でもある」って言いたいけど、ぐっと我慢する。
でも、今回の件で、最強チームの皆とはかなり親しい仲になったと思う。そろそろ俺の“子”の姿を明かしても良いと思う。が、そのタイミングが分からない。
シ「はぁーーー。」
最近はため息をついてばかりだ。
ル「シンったら、どうしたのよ?」
そんな俺を見てルーシィが顔を覗き込んでくる。
ナ「最近ため息ばかりだな。」
ハ「あい。クエストに行って疲れたの?」
・・・ちょっと違うけど、まぁそういう事にしておこう。
エ「慣れない事だったから疲れが出たのかもしれないな。だが、お前の強さはなかなかのものだ。いつか私を上回る事が出来るかもしれないな。」
シ「いや、それは永遠にないと思うぜ。」
ナ「俺は絶対にエルザもグレイもガジルもラクサスもギルダーツよりも強くなるぞ。」
グ「んな事、出来る訳ねーだろ。」
ナ「んだとグレイ!もういっぺん言ってみろっ!」
グ「鼓膜が破れるまで言ってやんよっ!」
そして、なぜか分からないけどナツとグレイが喧嘩を始めた。さすが犬猿の仲だ。
エ「ところでどうだろう?またクエストに行かないか?もちろん、シンも一緒に。」
エ以外「えぇぇぇぇぇっ!!?」
エルザの思いもよらない発言に驚く。エルザの手にはすでに『湖の魔物退治 80万J』という依頼用紙を手にしていた。いつの間に取ってきたんだ・・・?
エ「すぐに出発する。準備をしとけ。」
ウェ「まだ誰もOKしてませんよ・・・」
シャ「全く。」
そんなこんなで、最強チームと俺は無理矢理またクエストに行く事になった。
*******************************************************************************************************
マグノリアから依頼先のクヌギの街までたったの1時間半!こんなにも列車に感動したのは初めてだ。
ル「あんた、絶対に長生
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ