最後の今日
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、その全校生徒のトップに立つ南自身、金髪に染めているのだ。
南曰く 「生徒会長の特権」 らしいが…。
登は希美や南と比べれば至って普通の学生だ。
ただ少しイケメンすぎるがために、毎年とんでもない量のバレンタインチョコを持って帰ってくる。
年間に告白される回数は数え切れないほどで、誰に何度告白されているのか本人も覚えていないほどらしい。
こちらはこちらでミスター東高校に選ばれた経験もある。
そんなわけで 「水野家は何かある」 という変な都市伝説があるとかないとか。
「優花は?」
「あの子ならもう家じゃない?中学の方は早くに終わったみたいだから。」
水野家は4人兄弟である。
長女が南、長男が登、次女が希美で三女が中学3年生の優花だ。
そしてそこに涼介が居候として潜り込んでいる。
その事情は追々説明しよう。
それぞれ帰路につき、談笑しながら自宅へと向かった。
『また明日ね』 と手を振って。
この時はまだ、『また明日』 が今日から消えるとは誰も考えてはいなかった。
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