第二十一話 誇り高き怒り
[6/6]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
「大丈夫。俺が逃げろと言うまでは、結晶用意してそこで見てればいいから」
次いでキリトが穏やかな声で答える。
岐路とはシリカの頭にポンと手を置き、そのまますたすたと橋に向かって歩き出した。
シリカは、思わず叫んでキリトを止めようとした。
だが、
「大丈夫です。見ていてください」
セイバーの声で遮られ声を出す事が出来なかった。
キリトは動くことなく、ただロザリア達を眺めている。
その様子を諦めと捉えたのか、ロザリアともう一人のグリーンを除く八人の男達は武器を構えると、一斉にキリトへ飛び掛かった。
「オラァァァ!」
「死ねやァァァ!!」
俯くキリトに半円形で男達は取り囲むと、一斉にキリトへ斬撃を叩き込んだ。
「いやあああ!!」
シリカは両手で顔を覆いながら絶叫した。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ