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FAIRY TAIL 真魂の鼠
序章 出会い
第4話 シンのハチャメチャ初クエスト!?
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ると、

シ「格闘技でも何でもねェよ。俺自身が生み出した蹴り(わざ)だ。もちろん、これだけじゃねェからなっ!」

続いて俺はさっきとは違って両手を地面に着くとまた逆立ちをする。が、足が上に上がったのと同時に手を弾くように地面から離す。

シ「だりゃアアアっ!」

盗7「ごあああああああああっ!」

盗2「ぎゃああああああああああっ!」

盗9「ぐおおおおおっ!」

俺は海老ぞりの状態のまま宙を飛び、両足で盗賊団を2人程蹴り上げる。たぶん、これがテレビ番組だったら『よい子は真似をしないでね』という文字が画面の左端とかに表示されると思う。もちろん、俺が生み出した(わざ)は蹴り(わざ)だけじゃない。

シ「てぇやアアアっ!」

盗8「ふごっ!ふぎゃあああああっ!」

盗4「ぐぇっ!ぐぉわぁっ!」

盗6「うぇっ!にょぇああああっ!」

盗10「うごっ!ぬおおおおぁあっ!」

今度は敵の鳩尾に拳を1発食らわせると、腹より上が前に突き出る。その前に突き出た敵の顔面を殴り飛ばす。俺が生み出した殴り(わざ)だ。
いまんとこ俺が生み出した(わざ)はこの3つだ。この3つの(わざ)だけで10人程気絶している。でも、まだ20人ぐらいいる。面倒だな・・・仕方ねェ。俺はズボンのポケットから五色腕輪(フィフスカラーリング)を取り出す。初めて使うから上手く使いこなせるか分からねェけど・・・!やってみる価値はあるっ!
俺は赤い腕輪を紐から外し右腕に着ける。すると、ナツみたいに炎が両手を纏った。す、すげぇ〜!

シ「おらァアっ!」

盗11「ひゃああああああっ!」

盗12「うげぇぇぇぇぇっ!」

盗13「今度は炎ォォああぁぁあああっ!」

試しに、力任せに右拳を振るうと、思ってた以上の力を発揮し、3人同時に炎で吹っ飛ばした。
俺は感激しながらも炎を纏った拳で思うがままに相手を殴り飛ばす。

シ「こりゃ面しれェやァっ!」

俺はすっかりこの五色腕輪(フィフスカラーリング)を気に入った。

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盗賊団全員倒したのに掛かった時間はおよそ10分程。クエストってこんなに簡単なんだな。俺は右腕から赤い腕輪を外すと、紐に通してズボンのポケットの入れる。そして未だに開いた口が塞がっていないナツ、ハッピー、ルーシィ、グレイ、ウェンディ、シャルルと、なぜか俺を見て小さく笑っているエルザに向かって、

シ「クエスト完了!で、いいんだよな?」

エ「あぁ。」

エルザが頷いたのとほ
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