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とある蛇の世界録
旧校舎のディアブロス 第一話
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 どこかへいったか。全く、アザゼルは本当に駄目だな。今度揉んでやるか。

 ・・・朧サイドアウト・・・

 ・・・リアスサイド・・・

 堕天使が飛んで行ってから、振り返る。

 そこには昨日の男とミカミがいる。

 「今日は疲れたでしょう。明日使いを出すわ、それでいい?」

 男の子は、首を小さく縦に振った。
 そして・・
 
 「あなたも・・・いい?」

 ミカミに尋ねる。帰ってきたのは同意だった。

 「それじゃあ、わたしは」

 私は、転移魔法に飲み込まれて行った。

 ・・・リアスサイドアウト・・・



 ・・・一誠サイド・・・

 なんなんだ、いったい。

 くそ! 意味分かんねぇ!!

 そこで、ふと顔を上げると直ぐ目の前に御神の顔があった。

 「うおぉ、びっくりした!」

 すると御神が口を開いた。

 「何がどうなっているか、分からないと思うが」

 少し区切って

 「明日、グレモリーに聞け、いいな」

 俺はそれに頷いた。 やべぇ、絶対顔真っ赤だ。
 こいつ、その辺の美少女より美少女だろ。

 すると御神が、怪我をした足に手を当てると、急に光りだした。
 と思ったら、怪我が無くなっていた。

 なんだ!? 魔法かよ!?

 それでも礼言おうかと思ったら、そこに御神の姿はなかった。

 なんなんだよ・・・

 ・・・一誠サイドアウト・・・


 ・・・朧サイド・・・

 グレモリーと接触してしまったか。

 「面倒なことになったな・・・」

 だが私は気づいていた

 自分の口が三日月の形に裂けていた事を。

 ・・・朧サイドアウト・・・
 
 
 

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