暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D混沌竜のドラゴンスレイヤー来る!!
第11話 レーティングゲーム中編 ジオの逆鱗 ジオVS爆弾王妃
[3/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初
攻撃してこなかった金髪縦ロールの女に言うと予想外の言葉がかえってきた。

「私はやりませんわよ?イザベラ、シーリス、二ィ、リィ、美南風(みはえ)。お相手してあげて」

 そう言われて仮面の女、イザベラが前に出てきた。

「ということで彼女は観戦するだけだ。私たちが相手をする」

「なんだよそれ!やる気あんのか!?」

 俺が怒鳴ると相手も疲れたようにため息を吐く。

「彼女は―――いや、あの方はレイヴェル・フェニックスさま。ライザーさまの妹君であらせられる」

「い、妹ぉおおおおお!!なんでそんなのが眷属にいるんだよ!?!」

「ライザーさま曰く、『妹をハーレムに入れると憧れられたり、羨ましがられたりするし一種のステータスになるだろう。まあ、あくまでも形だけの眷属悪魔にするだけさ』だそうだ」

 ・・・・・本当の変態か、あの焼き鳥はあぁああああああ!!なんだ!そのふざけた理由はぁああああ!!
 俺は心の中で思いっきり叫んだ。

「話は終わりだ。いくぞ!」

「私はカーラマインのように一対一などに拘る気はないからな、ここで確実に仕留めさせてもらう!」

チャキッ。

「「にゃ♪」」

「ライザーさまのため!」

 ライザーの眷属が構えた。
 ――――消耗した今の状態でこの人数は少しばかりキツイか。でも、戦うしかねえ!
 俺は両腕に混沌を纏い構えた。

「僕も混ぜさせてもらうよ、ジオくん!」

 突如聞こえた声、その声の方を見ると祐斗がこちらに向かって走ってきた。

「祐斗!」

「ジオくん、加勢にきたよ!」

 そう言い俺の横に立つと祐斗は剣を構え戦闘態勢をとる。

「祐斗、ライザーの女王(クイーン)が体育館に向かった。あいつ俺にやったように奇襲を仕掛けるつもりだ。体育館に誰かいるなら不味いぞ」

「!確かに不味いね。通信機ですぐに報せるよ」

「ああ、頼むぜ。あと祐斗、ライザーの騎士(ナイト)の相手を頼みたい。他のは俺が相手をする」

「ジオくん、・・・・・・わかった騎士(ナイト)の相手は任せて、同じ騎士(ナイト)して遅れはとられるわけにはいかないからね」

「まかせたぜ。それじゃ、俺からいくぜ!混沌竜の翼撃!!」

 兵士(ポーン)のリィ、二ィ、二人に向かって両腕の混沌を放つ。二人は自分に飛んでくる混沌を避けた。
 避けられようが関係ねえ!

「まだまだ!混沌竜の劍角!!」

 俺は混沌を纏い戦車(ルーク)、イザベラに突進する。
 自分に突っ込んで来る俺を見てイザベラは危なげなく避けた。
 だが、それが俺の狙いだ! 
 俺はそのまま突っ切り、僧侶(ビショップ)に突撃する。

「!、しまった!狙いは美南風(ビショップ)だったか!」
[8]前話 [1] [9] 最後 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ