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とあるの世界で何をするのか
第二十三話  白井さんへのプレゼント選び
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見たものの、佐天さんと同じようにネタ的な物しか見つけられなかった。まぁ、佐天さんがあのハンカチをネタとして選んだかどうかは知らないけど……。

「それなら、こんなのはどうですか?」

「こういうのもあるよー」

 また初春さんと佐天さんが別のハンカチを持ってきた。初春さんはカナミンのキャラクタープリントで、佐天さんは大きくトラの顔が描かれたハンカチで、今回は二人ともネタに走ったようだ。

「黒子はカナミン好きだったかなぁ。それから、佐天さん……大阪のオバチャンかっ!!」

 初春さんのはまだ良かったのか普通の対応だったが、佐天さんには俺も言おうかと思っていたツッコミが御坂さんから入れられる。

「えー? でも、インパクトって言ったら……ねぇ」

「確かにインパクトはあるかもしれないけど、それはネタに走りすぎ」

 なぜか佐天さんから同意を求めるような視線を貰ったので、やっぱり俺からもツッコミを入れておく。

「まー、そうなんだけどねー」

「でもさぁ、初春さんがさっき持ってきたのはアニメキャラだったから好き嫌いあるんだろうけど、アニメやマンガじゃないキャラクタープリントならそんなに好き嫌いないんじゃないかな?」

 佐天さんもネタに走った自覚はあったようだ。しかし、このままでは変にネタの混じったプレゼントになりかねないので、少々軌道修正するためのアドバイスを入れてみる。

「確かにその辺が当たり障りなくて良いのかもね」

 御坂さんが納得してくれたようなので、柄に関しては軌道修正できたようだ。

「まぁ、それなら、Tシャツのほうも見に行ってみる?」

「そうね。そうしましょうか」

「そうですねー」

「じゃー、Tシャツの売り場はこっちです」

 俺がもう一段階軌道修正のための提案をしてみると、御坂さんたちもそれに乗ってくれた。超電磁砲アニメではどんなキャラクタープリントのTシャツだったのか、すでに全然覚えていないのだが、まぁ、ここまでしておけば多分アニメ通りのプレゼントが選ばれることだろう。

「さすがにTシャツは多いわね」

「ハンカチよりもたくさんありますねー」

「ここ以外にもTシャツを扱ってるフロアがありますしね」

 さすがにTシャツの売り場はハンカチと比べ物にならないほど広く、御坂さんと初春さんが感嘆の声を上げる中、佐天さんはセブンスミストを熟知しているようで更に追加情報を披露していた。

「さて、白井さんにはどんなのが似合うかなー」

「いやー、腕が鳴るねぇ」

 初春さんと佐天さんがTシャツ選びに取り掛かる。

「そうねぇ、黒子に似合いそうな……かぁ」

 初春さんと佐天さんがTシャツを物色している後ろから、御坂さんはため息をつきなが
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