魔法先生ネギま!
0442話
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ってこの中に突入出来るようになったっていうのに、ただの足代わりとか……』
「爺さん?」
『ああ。なんでもこの麻帆良って場所の学園長らしいぞ。この場所には普通の状態では入れないとかで、何かの魔法を使ってくれた。……にしても、魔法とか本当にあるとはねぇ』
「それこそ平行世界なんだからしょうがないだろう。俺が元々いた世界なんか宇宙人が攻めてきたり、地球に生命が産み出された時から見守っていたとかいう化け物とかも現れたんだから、それに比べれば魔法程度そう驚く事でもない」
造物主達をメギロートに任せ、魔力のフィールドを突破しながら俺と会話をするムウ。フェイトは先程の笑みは口から消して俺とムウの会話に耳を傾けている。
墓守人の宮殿に突入する時には台風で言う無風状態のような場所から突入したにも関わらず洒落にならない程に揺れたというのに、今のこの状態は普通に空を飛んでいるのと変わらない程度の揺れしかない。だからこそこうやって話している余裕もあるんだが……そういう魔法を簡単に使えるところは麻帆良最強の魔法使いの面目躍如といった所か。
『にしても外見が10歳くらいになったって聞いてたから見るのを楽しみにしてたのに、実際に見ると角とか羽とか尻尾とか……』
「残念だったな。まぁ、見たいなら後で見せてやるよ。この身体になったおかげで色々と特殊能力も身につけたしな。……どのみちこの騒ぎが片付いてからになるだろうが……来るぞ!」
量産型ゲシュペンストMk-Uの進行方向に現れたのは、いわゆるガーゴイルのような形をした召喚魔が3匹程。あるいは造物主なりデュナミスなりの命令を受けているのか、まっすぐに俺やフェイトへと向かって来る。
だが……
『何をしている貴様ぁっ! さっさと下に行って自分の機体を受け取ってこい!』
そのガーゴイルは、そんな叫びと共に放たれた赤みがかったビームにより一瞬にして消滅する。量産型ゲシュペンストMk-Uのメガ・ビームライフルだ。
「今の声は……イザークか? あいつまで来てるのか」
ホワイトスターには量産型Wがいるとは言っても、こっちに向かっている人数が多すぎないか? いや、こいつ等がいるという事は当然ゲートも展開されているんだろう。何かあったらすぐにあっちへと戻れる準備は整っているという訳か。
『奴さんはアクセルが模擬戦の約束をすっぽかしたって怒ってたぞ。まぁ、心配もしていたようだが』
『ふざけるな! 俺はこんな奴の事は少しも心配していない! それよりもこいつの機体はそろそろ準備が整っている筈だから戯れ言をほざいてないでさっさとゲートに向かえ!』
外部スピーカー越しにムウと会話をしつつも、イザークの乗る量産型ゲシュペンストMk-Uはメガ・ビームライフルで降り注ぐ瓦礫を消滅させ、ネオ・プラズ
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