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この命、この力。
第二話「力。」
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冷たい声でそっと言った。
「でも、待ちます。」
答え方がわからないけど答えてみた。

「そっか。じゃあ、あたしも待つかな。」


そう言って階段に腰を下ろした。そして愛機を眺めながら。
「待つんでしょ?一人で待つよりマシでしょ?」

嬉しかった。そう素直に思えた。

素晴さんたちが来たのはそれから数十分の事だった。

続く。
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