美食屋、リュウに全てをうちあける!
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「な、なんでもないです!」
「?そうか。じゃあいくぞ」
とりあえず俺はリュウさんの後についていくことにした。
〜回想終了
その後は大変だった。
ガキどもは泣きじゃくるし、マッチは俺が倒れたのが自分のせいだと思いこんで責任感じてうざいからなぐさめなくちゃなんないし、アーサー(カイザーレオンの名前。今さっき決めた)を見てマッチ以外のガキどもが驚いてパニックになるし。
そして落ち着いたところにリュウさんが俺が回復したことを祝って宴会をすることになって今に至るわけである。
「どうもすみません。家のやつらが騒いでしまい」
「がははは。ガキがんなこと気にすんな。ほらお前も飲め」
「…いや俺はまだ酒飲めないんで」
「なんだつまらん」
いや、つまらんて。
「そういえば、お前さんその年にしてはよく鍛え取るな。特に最後の一撃。ありゃあ見事だった」
「ありがとうございます」
やはり一生懸命鍛えたからか、褒められるとむずがゆいが嬉しさを感じる。
そこでリュウさんは自らの杯に口をつける。
俺もカップに注がれているジュースに口をつけるが、
「女を探しているらしいの」
「ぶっ!?」
思わず噴き出してしまう。な、なんでそれを!?
「おう、あそこにいるマッチとかいうガキに聞いたわい」
マッチの野郎!?勝手に喋りやがったな!俺は後でマッチにお仕置きをすることに決めた。
「しかしそれを聞いて不思議に思っての?お前は見た感じ10をやっと超えたくらいの歳だろう。そしてネルグ街の出身だ。そんなお前にネルグ街で見つからない女の知り合いがいるとは思えんのだが?」
…さてどうするか。ここで適当にごまかしが浮かべばいいのだが思いつかんし。
「なんでそんなことを聞くんです?」
「なに。もし俺に出来ることがあれば協力しようと思っての」
「?俺はあなたとは初めてあったはずですけど…」
なのになんで?
そう俺が聞くとリュウさんはニカリとみていて気持ちのいい笑みを浮かべる。
「なに。お前の目が気に入ったのよ」
「目、ですか?」
「おお。あの時の弟分を護るお前さんの目は俺が尊敬する人物とおなじような目だった。あの―――――――IGO会長である一龍会長にな」
「!?IGOの会長と知り合いなんですか!」
「おお、他にも知っているぞ、ノッキングマスター次郎に再生屋与作。節乃のばあさんもな」
…凄い面々だ。待てよ、そういえば、このリュウさんは原作ではかなりの人脈を持ってたはずだ。再生屋の与作なんかはもちろん、トリコがグルメカジノでマッチにあった時には仕
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