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ハイスクールD×D 新訳 更新停止
第2章
戦闘校舎のフェニックス
第46話 自信
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装備している左手で殴りつける。
タイミングはよかったが木場も流石、木刀で防御し、勢いを利用して再び後方に跳んだ。
「イッセー、魔力の塊を撃つのよ!!」
「はあぁぁぁッ!!!!くっ!!やっぱりこれだけ!!」
できた塊はお世辞にも大きいとは言えなかった。
そんな中でも木場は走り出す。
「撃ちなさい!!」
「このぉぉぉッぉぉぉぉッ!!!!!!!!」
ズバァァァァッァァァッ。
撃ち出された魔力は強大な一撃となって木場に襲い掛かる。
「ッ!?」
木場はとっさに避け、魔力は後方の山に向かって行った。
ドガァァァァッァァァッ。
衝撃が俺達を襲う。
衝撃が止んだ後、俺達は山の方を見た。
「あらあらうふふ」
「わあ〜〜」
「……山が」
「…無くなってしまいました」
「…こいつは」
「…すごい」
「………」
見えたのは大きく抉られた山であった。
(末恐ろしい物だな)
「これが俺…の…力…」
イッセーは力尽きたのか膝を着いた。
「木場?あれを食らいそうになった感想はどうだ?」
俺は木場に感想を求めた。
「…正直死ぬかと思ったよ…さっきのカウンターも結構肝を冷やしたよ…」
バキッ。
つき出された木刀が見事に折れた。
さっきのカウンターの一撃ですでに役目を為せなくなっていたようだ。
「…あの一撃はまさしく上級悪魔クラスの一撃だったよ」
「…確かに」
これは案外良い勝負をしそうだな…勝敗はともかく。
「イッセー!!貴方はゲームの要よ…おそらくイッセーの攻撃力は状況を大きく作用するわ!!私達を…そして何より自分を信じなさい!!」
「…みんなを…自分自身を…」
おそらくイッセーはこれで自信を持てただろう。
(俺の方も特に問題は無いな…後は…ふッ)
ちょっとばかし面白くなってきたなと思う自分が居た。
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