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ハイスクールD×D 新訳 更新停止
第2章
戦闘校舎のフェニックス
第46話 自信
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の部長の初陣がそんな奴だなんて…」
「違うわ」
「え?」
「私の力は天から授かった物ではなくグレモリー家が代々培ってきた物の結晶…グレモリー家と私の物…だから私は負けない。戦う以上は勝つわ!!勝つしか無いのよ!!」
「…やっぱり部長はすごいです…それに引き換え俺なんて…ダメっす!!」
「イッセー?」
(イッセー…)
「ここに来てイヤっと言うほど分かりました!!自分が一番役立たずだって!!…たとえすごい神器(セイクリッド・ギア)を持っていたって…俺じゃ意味無いって…なのにいつも勢いだけで一人だけ突っ走って結局部長に迷惑を掛けてばっかで…俺なんて…俺なんて…全然ダメっす!!」
(………)
そう言って自分に自信を無くし掛けているイッセーを部長が優しく抱き締めた。
「ッ!?」
「自信が欲しいのねイッセー?いいわ、私が貴方に自信をあげる」
「…自信?」
「そうよ。だから今は休みなさい。体と心を少しでも。眠れるまで私が傍にいてあげるから」
「ッッッ!!」
イッセーはそのまま部長の胸で泣き始めた。
(部長が居れば大丈夫か)
俺はその場を後にし、別荘に戻った。


合宿八日目、俺達はいつもイッセーと木場が剣術修行をしている場所に集まっていた。
そんな中、部長が…。
「赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)を使いなさいイッセー」
「え?でもこの合宿中は使っちゃダメだって部長が…」
そう、イッセーはこの合宿中赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)の使用を禁止されていた。
「私の許可無しでわね。相手は祐斗でいいかしら?」
「はい部長」
木場が応じた後、イッセーと木場が向かい合った。
「手加減はしないよ!!」
そう言い木場は木刀を構える。
「赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)ァァァッ!!!!」
イッセーも赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)を出す。
その後、部長の指示により倍加を繰り返す。
ざっと二分、十二回倍加を行った。
「ストップ。イッセー分かる?今までの貴方だったらここまでの強化に耐えられなかったはずよ。貴方だってちゃんと修行の成果は現れているのよ」
「ッッッ!!」
確かに以前のイッセーだったらここまでの強化はできなかった。
「始め!!」
「行くぞッ!!赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)ッ!!」
『Explosion』
今の音声が引き金に倍加は中断され強化の状態を一定時間維持できるようになった。
今のイッセーの実力はこのメンバーの中でも引けを取らなくなっていた。
「祐斗!!」
部長の掛け声を皮切りに木場がスピードを活かし、イッセーの上を取ったがイッセーもすかさず危なげなく木場の一撃を籠手で防ぎ、蹴りを放つが木場もすかさず後方に跳んで避ける。
木場は今度は横から攻めるがイッセーはしゃがんで避け、籠手を
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