美食屋、ネルグ街に転生する!
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いった。
・・・・・・・はんっ!
「あんたの人望がなかっただけじゃねえのか?――――――それと近寄んじゃねえよ。口がくせえんだよおっさん!」
ブッチイ!!
「いいどきょうだああ、クソガキイィイィイ!!」
ゴルゾーは激昂してナイフを俺にむかってふりかぶった。。
ここまでか・・・・・・・。
ここで俺は死んじまうのか・・・・・・。
ああ最後に一目、君に会いたかったよ、
『シャルロット』・・・・・・。
俺は覚悟を決めて目を瞑った。しかし、
ドかン!!
「ぐあ!?」
なにかを吹き飛ばす音と叫び声が聞こえた。
うっすらと目を開けるとそこには、
「がるるるる……」
白く輝く獣がいた・・・・・・。
マッチサイド
「なんだあれ・・・」
俺の名前はマッチ。アキトの兄貴の弟分をやっている。兄貴はいつも俺たちストリートチルドレンをなんだかんだで体をはって護ってくれている自慢の兄貴だ!
でもそんな兄貴の力になりたくて兄貴の後をついてきたのはいいが、ゴルゾーのやつに人質に取られてしまう。
ゴルゾーは兄貴が抵抗しなくなったのをいいことに部下のやつらに命じて兄貴をリンチし始めた。
俺がついてきたせいでっ!!
兄貴の足手まといになるのが耐えられずに自分で自分の命を断とうとしたがその時、ゴルゾーが兄貴にとどめをさそうというのか俺を抱えながら兄貴に近づいた。
「くくく、いいざまだなクソガキ。いままで好き勝手やりやがって。てめえのせいで部下も大分俺から離れて行った。この日をどれだけ待ったことか。」
!?人質とってきながらなにいってやがるんだこの下種が!!
だけど下手なことをいえなかった。下手なことをいって刺激したら兄貴が殺されるかと思ったからだ。
しかし、兄貴はそんなことはかまわずにゴルゾーを罵倒する。
「あんたの人望がなかっただけじゃねえのか?――――――それと近寄んじゃねえよ。口がくせえんだよおっさん!」
兄貴そんなこといったら!?
案の定ゴルゾーはぶち切れたようでナイフを兄貴に突きたてようとふりかぶる。
兄貴は覚悟を決めたように目を瞑る。
「兄貴いいいい!?」
誰か、
誰か兄貴を助けてくれ。
俺はどうなってもいいから。
助けてくれよ!
その時だ。
その衝撃がやってき
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